2014年のはじまり

さっそく事務所にやってきた。

Facebookを見ていると、年末年始の休暇はなし!

と言っている人がいて、そんなに仕事好きなんかいな、

と思っていたが、似たようなものか。

 

でも、通常業務はしない。もちろん。

手帳の整理をして、ゆっくりと今年の準備をするつもり。

 

2013年はあまり本を読まなかった。

いつもの年はもう少し読んでいたと思うけど。

ビジネス書なんてほとんど読んでない。

「三国志」を読んで思ったけど、

人生で読むことができる本の量なんてたかが知れている。

厳選しないと。

くだらない本を読んでいる時間なんてない。

名作を中心にせめていこう。

ちなみに昨夜はモーパッサンの「女の一生」を読んだ。

意外すぎるくらいに面白かった。

 

去年は後半にけっこうなスピードを出し始めて、いろいろ進めてきた。

今年はさらに加速する。

時間がない。

正月で5日間もダラダラ過ごしてていいわけがない。

実家に行ったりもするが、やれることをリストアップしておこう。

 

今までにないくらいの変動の1年だろう。

精神と肉体のメンテナンスを怠らず、最高のパフォーマンスを叩き出せるように。

 

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やってみます。は禁止。

言葉の使い方。

それ自体がその人の思考を表現している。

新しいことを教わって、感じて、

それで

「やってみます」、「試してみます」

ではいけないと。

断定する。

「思います」も弱々しい。

人生はいつだった本番だけ。

テストもないし、練習もない。

すべて本番。

宣言して、約束する。

何かをやろうと思ったら、
小難しいことを考えたりするよりも、
・宣言して
・約束する

以上終わり、ではないか。

面倒なことはどうでもいいから、
とにかくやるだけ。

やらざるを得ない状況に自分を追い込んでしまえばいい。

そのためには、大きな声で宣言し、
だれかに約束すること。

約束する相手は、
もしできなかったときに軽蔑されてしまうんじゃないか、
見捨てられるんじゃないか、
もはや期待してくれなくなるんじゃないか、
というような人がいい。

ダメだったときに慰めてくれるような人は、
絶対に自分の成長のためにはならない。

すぐやる。

たぶん、すぐやるのが一番ラクなのだ。

思いついてから放置したまま置いておくと、
どんどん億劫になっていく。
思いついたときの新鮮な気持ちも薄れていくし。

だから、思いついたら即実行。

それしか結果を出す方法はない、と言ってもいいのかもしれない。

「これ食べていい?」10歳の女の子と2ドルとフライドチキンと。

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トゥクトゥクでトンレバティというところへ。
水上にコテージがあり、食事ができるようになっている。
リゾート地ということだが、「水上コテージ」という言葉から連想するところのタヒチ的なものとは天と地の差である。

それにしてもカンボジアは道が悪い。プノンペン市内でもデコボコしているが、郊外に出ると舗装さえされておらず、水たまりがいたるところにある。
そして信号はない。
ないのだが、みな意外に安全運転である。
わけのわからないスピードで走っているのもほとんどいない。
日本のほうがマナーが悪いのではないかと思える。

農村地帯をひたすら走ること1時間半。
美しいわけではないけれど、田園風景が広がり、牛のような動物が草を食んでいる。
ドライバーは牛であると主張するが、我々の知っている牛ではない。
道端には商店があったりなかったり。
店員は寝ているかだべっている。

そこはかとなく牧歌的。

そういえば日本人の旅人に会ってない。
このシーズンにわざわざカンボジアに来ようなどという人はいないのか。
いや、プノンペンに来ないだけであって、シェムリアップ(アンコールワットがあるところ)にはたくさんいるのか。

リゾート地のトンレバティへの道すがら、小さな寺院に立ち寄った。
とたんに10人以上の子供たちに囲まれ、花を買わされた。
カンボジアは客引きがまったくしつこくないので、油断していた。
最初は1人しかいなくてまあいいかと花を買ったら、わらわらと子供が増えて大変なことになった。
仏様のところにたどり着いてもまだまとわりついてくる。
困っていると「こらっ!」という声がして、子供たちが蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
見ると、非常に徳の高そうなご老人である。
助かった。

と思ったら、次はそのじいさんに喜捨を求められた。

結局、子供、おじいおばあ合計でけっこうな額を寄付してしまったのであった。

まあ人様の国におじゃましているのだし、何万円もあげたわけではないし。

リゾート地に到着し、水上に設置された木の通路をわたって、個室(?)に入る。
すっかり仲良くなったトゥクトゥクのドライバーもいっしょだ。

メニューを見せてもらうと、さすがリゾート地、けっこう高い。
といっても日本の通過価値で考えるとまったく大したことはない。
フライドチキンとライスをもらう。

写真をとったり、ビールを飲んだりしながら食事を待つ。
そしてなぜかたまたまそこにいたトゥクトゥクドライバーの兄貴もやってきて交流をはかる。
朝から何も食べてなかったので、かなりお腹が空いている。

30分たっても40分たっても料理はこない。
「買いに行ったな」
きっと鶏肉を買いに市場に走っているのではないか。
他にお客はいないし、仕入れておくのも難しいのだろう。

よいのである。まったく気にしないのであ?。
ここは日本ではない。

なお待っているとまた1人の女の子がやってきた。
さきほどの寺院のことがあるので、
「こんどは何を売りつけられるのだろう」
と思ったが手には何も持っていない。
強い訛りのある英語でいろいろと話しかけてくる。

ここで働いているおばさんたちの誰かの子供だろうかと思い、とくに気にせず話をしていた。
10歳というが、もう少し小さいようにも見える。
カンボジアの人はそれほど体が大きくないからこのぐらいで普通なのだろうか。

「写真とってあげます。カメラ貸して」とか、
「ここから飛び込んで泳いでも大丈夫ですよ」とか、
いろいろ世話を焼いてくれる。

我々の水上コテージに、おばさんの乗った手漕ぎボートが横付けされた。
食べ物を売りにきたようだ。
大皿にカラフルな野菜のようなものが盛られている。
しかし、凝視するとそれは昆虫のつくだ煮的なものであった。
日本でもイナゴとかあるけれど。
あるけれども。

ゴハンが運ばれてきた。
フライドチキンというのは、鳥一羽まるごと揚げたものであった。
それで時間がかかっていたのか。

僕がノートに書き物をしている間に、女の子はいつの間にかいなくなっていて、ドライバーと2人で食べ始めた。
彼は控えめで、肉のたっぷりついている部位を食べようとせず、小さな骨の部分ばかり食べている。
「もっと食いねえ」
と言っても、ノープロブレムといって、骨をぽりぽりやっている。
なんと言っても食べないので、じゃあいただきますよとケンタッキーでよく食べるレッグのところをいただこうと解体したら、真っ黒な手がにょろっと出てきた。
「うげっ!」
と思ったがドライバーの手前、何気ない風を装いレッグだけをいただいた。
しかし、彼は手の部分をも残さず食べるのであった。

彼があまり食べないので、がんばってもりもり食べた。
さすがにもうムリと思い、ごちそうさまと手を拭いていると、またさきほどの女の子がやってきた。
ドライバーとひと言ふた言かわすと、我々が残した白飯とほとんど肉の残ってないチキンを食べはじめた。

「いっしょに食べさせてあげればよかった…」
あるいはムリに食べずに残しておいてあげればよかった。

この食べ残しがなければ、この子は昼ゴハンにありつけなかったのか?

かわいそうになり、カゴの中のジュースをどれか選んで飲んでいいよ、と言うも理解できない。
いや、英語は通じている。
だけど、意味が分からないらしい。
こうやっていつも観光客のところに来ていても優しくされたことはあまりないのか。

ドライバーがクメール語で伝えて、ようやく彼女は缶を一つとった。

彼女が食べたあとのチキンは文字通り骨だけになっていた。
骨以外になにも残っていない。
黒い手はそのままだったけど。

食べ終わってまたいろいろ話していると、彼女は言いにくそうに、「ミスター、わたし、朝、イングリスクールに通っていて、でもお金がなくて」と言った。

イングリスクール。
English School.

さっき寺院でも聞いた。
同じか。

2ドル欲しいと。

でも不思議とがっかりはしなかった。

小銭が2ドル分なくて、1.9ドルくらいしかあげられなかったのだけど、渡すと何度も何度もアタマを下げる。

10歳である。
身寄りはないのかもしれない。

トゥクトゥクに乗り込むと、彼女もいっしょに乗ろうとする。
「どこに行くの?」と聞くと、
「お寺」と言う。

トゥクトゥクが走り始めると、小さな男の子が走ってきて追いつき、ひょいっと飛び乗った。
兄弟だろうか?

彼女が持っているジュースを指差して、「それどうしたの?」と聞いている。
彼にも買ってあげようかと思ったが、トゥクトゥクはもう走りはじめている。

そしてトゥクトゥクは先ほど僕が10人もの子供たちおよび4人のおじいおばあにタカられたあの寺院に止まり、2人は帰っていった。

あげたお金、他の子にとられないといいね。

お金をあげることを批判する人もいるけど、この1ドルで今日一日がしのげるならそれでいいのではないか。

ただの旅人に魚の釣り方なんて教えてあげられないのだから、魚をあげるしかない。

帰り道、道端で発見した」NPO法人◯◯」と日本語で書かれた建物は廃墟と化していた。

2013年8月 カンボジア5

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今日もまたトゥクトゥクである。

乗らない日はなかった。

今日がカンボジア最終日である。

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シェムリアップの街からひたすら郊外を走る走る。

目的地の「ベン・メリア」まで、ドライバーは2時間くらいと言っていた。

ベン・メリアは遺跡の名前である。

クルマならせいぜい1時間くらいで行きそうだが、トゥクトゥクはせいぜい時速50キロくらいだから遅い。

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朝焼け。

それほど焼けてもいないが。

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途中の集落。

早い時間からみなさん活動している。

みんながみんな何か売っている。

もう物々交換でいいんではなかろうか。

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自転車の人もわりといる。

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ヘルメットはかぶったほうがいいと思う。

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1時間くらい走って途中の町に入った。

地元の人しかいない食堂で、「クィティウ」という麺を食べた。

薄味のベトナムのフォーよりも美味である。

そういえば、昨夜、トゥクトゥクドライバーの「あひあん」が、我々はベトナム人は嫌いであると言っていた。

香港の映画は好きだと。

関係ないけど。

クィティウ2人分で9000リエル。2ドルちょっと。

月給80ドル、という数字にとらわれていると庶民の金銭感覚がわからなくなってくる。

けっこう食費はかかるはずだけどなあ。

でも住宅費はかからないのだろうか?

寺とか勤務場所に住んでいたりするから。

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食堂の町からさらに1時間近く走りようやくベン・メリア遺跡のチケットブースへ。

1人5ドル。地元の人はお金がかからないのだろうか?

遺跡には必ずブースがあるようで、英語が通じる。

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ブースからさらにトゥクトゥクで少し走り、ようやく遺跡の入り口に到着した。

一番乗りかと思ったが、ツアーバスが1台いた。

まだ8:00amだが。

「あひあん」は、これでもとても空いていると言う。

もう少し遅い時間になると、ものすごく混雑すると。

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入り口にいる係員はどこの遺跡の人もとても丁寧な対応をしてくれる。

両手を合わせて、「チケットを拝見」と言ってくる。

この国の人はだいたいみんな丁寧で礼儀正しい。

こちらがお金を渡すと、両手で受け取ってくれる人も珍しくない。

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ベン・メリア遺跡の入り口。

 

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この狭い中を入っていく。

 

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トゥクトゥクドライバーの「あひあん」が、「ラピュタに連れて行ってやる」と言って、このベン・メリア遺跡に来たのだが、言われてみるとたしかにラピュタの世界観をあらわしている。

ラピュタがこちらにインスパイアされたのか。

いや、ここなのか分からないけど。

女の子の名前は「シータ」だった。

ラーマーヤナから着想を得たのだろうね。

子どもの頃はじめて見たときは何も分からなかったけど。

「バルス!」とか騒いでないで、深いところまで研究すべきかもしれない。

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瓦礫がそのままになっているのがまたよろしい。

 

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木の根っこがものすごいことになっている。

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やっぱり石には彫り物がある。

 

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薄暗い回廊。

電気なんかないし、昼間じゃないと見学できないな。

 

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遺跡の中に池があったりする。

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人が少ない時間に来れてよかった。

うじゃうじゃ人がいたら、ぜんぜん印象が違ったと思う。

大勢人がいると、人に疲れて、すぐに外に出たくなっちゃうから。

アンコールワット遺跡やアンコールトム遺跡も、人が少なければもっと楽しめたのだろうが、いかんせん多すぎた。

ここは物売りもいないし、気持ちがよい。

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倒れた柱とかを、誰もなおそうとしないのかな。

いや、そのままがいいんだけど。

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石に生えた苔の緑色が美しい。

破壊されているのに美しい。

破壊されたまま時が止まっているようだ。

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この人はガイド。

遺跡の入り口にいた人で、勝手に着いてきて案内を始めた。

日本語がけっこうできる。

どこで習ったのかと聞くと、日本人がたくさん来るから自然と覚えた、と言う。

すごいな。

やはり日本の英語教育は完全に間違っているな。

東南アジアの観光地の子どもたちのほうが、ふつうの日本人より英語を話せるもの。

ちなみに、このガイド氏、英語はよく話せる。

どちらかと言うと、英語で話したほうがラクだった。

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ガイド氏がいなければ中に入って見学すらできなかったかもしれない。

だいたい入り口が分からないもの。

ふつう、ここに入ろうとは思わないだろう。

入り口を入ったあとも、通路なんかなくて、廃墟の中を、ツタにつかまりながら石を登り進んでいく。

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そういえば、「ヘビに気をつけろ」とガイド氏が言っていたが、どう気をつけろというのか。

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樹の葉の緑と

苔の緑。

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地雷撤去のあと。

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ガイド氏は男前であった。

勝手に着いてきて案内をしてくれたわけだけど、さすがにチップを渡さないわけにはいかないだろうと5ドルあげた。

2ドルくらいでいいかなとちょっと思ったけど。

「今日は朝からツイてるぜ」と思ってくれたらそれでいいじゃないか。

彼はとても親切だったし。

もしかしたら他の旅行者は10ドルくらいあげるのかもしれないけれど。

でも、彼のほうからチップを要求してこなかったなあ。

デフォルトのサービスなのだろうか?

よくわからない。

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遺跡から出てきたらドライバーの「あひあん」がいない。

トゥクトゥクは置かれていたので、乗り込んで待っていると10分くらいして近くの食堂から現れた。

寝ていたらしい。

昨日あんなに飲んだもんな。

トゥクトゥクがそのままだったからまさか僕を置いて消えてしまうことはないだろうと心配はしなかった。

トゥクトゥク代もまだ払ってないから、少なくともお金をもらうまでは面倒見てくれるだろう。

でも、たとえば「あひあん」が本当に消えてしまったら、ここからどうやってシェムリアップまで帰るのだろうと、ちょっとだけ考えた。

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また2時間走ってゲストハウスまで帰る。

ツアーバスと農民の方々。

 

日本で、道端で野菜が無人で売られているように、道中、竹筒が何本も置かれていた。あれは何だと、「あひあん」に聞くと、中に米が入っている食べ物だそうだ。

ココナッツと砂糖で味付けをしてある。

お土産として買うらしい。

一つ買ってみればよかった。

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空港。

プノンペン→シェムリアップは恐怖の高速バスでやってきたが、帰りは5時間もバスに乗る気がしなかったので、飛行機である。

空港に人は少ない。

飛行機がオンボロで怖すぎる。

乗り込むと、スチュワーデスがいるのに、なぜか男性スタッフが機内食を配る。

パウンドケーキと水だけ。腹減った。

 

「あひあん」には、チャーター料金として80ドルあげた。

最初は70ドルの約束だったけど少し多めに。

僕が稼ぐ80ドルと彼が稼ぐ80ドルはぜんぜん大変さが違うから、気持よく払っておいた。

いつも、お金を払うとき、こちらがいい気分にさせてもらってる感じ。

 

人生で二度と同じ旅はできない。

そのときそのときの環境、心境が違うから。

 

23歳のときに旅したときは、この先どうなっちゃうんだろう、という危うさがあった。

いまは多少の小銭は気にしない。

むかしだったら、甘ったるいと思っただろうけど、お金の力は偉大だ。

ものごとが円滑にすすむ。

 

バックパッカーのマインドにはもはやなれないのだろうな。

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またプノンペンに戻ってきた。

タクシーでホテルに戻ると、プノンペンで世話になっていたトゥクトゥクドライバー(ホテルの前にいつも待機している)が、満面の笑みで寄ってきた。

待っててくれたのだね。まあ仕事だけど。

それでも嬉しいよ。

 

上の写真はどうでもいいけど、「毛」が面白かったので。

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ホテルでちょっと休憩して、またトゥクトゥクでマーケットへ。

途中、トウモロコシ(2000リエル=50セント)を買って公園で食べる。

やっぱりカンボジアの食は日本人に合う。

そうそう、このトウモロコシ売りのおじさんも英語がペラペラだった。

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おしゃれなカフェもある。

フルーツシェイク3ドル。ちょっと高い。

もちろんこういうところは外国人をターゲットとしているので、スタッフはみな英語が通じる。

 

となりでは白人のお爺さんが現地の女を連れている。

あまり見栄えが美しい絵ではないな。

売春婦を連れて歩くのは。

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プノンペンの友人がまた会ってくれるという。

バイクに乗せてもらった。

バイク2人の動画。

(YouTubeに飛びます)

田舎の道なら僕でもバイクを運転できるだろうけど、プノンペンの街なかはムリ。

怖すぎる。

 

マーケットに行ったときの動画。

この動画はマーケットの外なのだけど、食材コーナーはやはりすごい。

様々な肉のなまなましい部位が並んでいる。

鳥の丸のままとか、魚とか、カエルが皮を剥がれてザルに山盛りになっていたり。

生きて動いているのもいる。

日本人はこういうのを忘れてしまっているな、完全に。

いきものの命をもらっている、ということを。

 

 

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友人イチオシのアクティビティである、「オリンピックスタジアムの見学」に行く。

そこには、何百人あるいはもっとたくさんの人々がサッカーやバレーボールをしている。

17時をすこしまわったくらいの時間である。

仕事をとっとと切り上げて、スタジアムに集まりスポーツを愉しむカンボジア人。

なんて健康的なのであろうか。

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スタジアムの入り口には、食べ物を売っている人が当然いる。

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これが友人。

ちなみに、「ゆうじ」という名前である。

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ここが彼の見せたかったところだと言う。

スタジアムのてっぺんまで登ると、10人~50人くらいのグループがいくつもあり、それぞれスピーカーでデカい音を鳴らしながらエアロビ(?)をしている。

それぞれのグループの一番前には先生のような人がいて、小室哲哉のようなマイクをつけて参加者に指示を出している。

参加者は少額のお金(500リエル=20円くらいか?)を払ってこのエアロビに参加している。

「先生」にとっては立派なビジネスなのだ。

人が多く集まればそれなりにお金も集まりそうだ。

単にエアロビを見物しているだけの人(我々もそうだ)もたくさんいる。

 

これがじっさいのエアロビ動画

ぜひ見ていただきたい。

このとぼけた感じを味わっていただきたい。

 

なんなのだ。

屋台も出ているし。

老若男女が一体となって踊っている。

そうなのだ。若い男女もそれなりにいるのだ。

日本でこんな空間があるであろうか。

ぜったいないと思う。

不思議とシアワセを感じる空間である。

友人「ゆうじ」氏は、カンボジアに来たばかりの頃、友だちも少なく、寂しくなるといつもここに来ていたという。

彼の大事な場所らしい。

そして、日本の友だちがカンボジアに来たときにここに連れてくると、みな喜んでくれるという。

 

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オリンピックスタジアムの夕焼け。

このあと、「ゆうじ」さんと屋台のハシゴをして、焼きそばなど食べさせてもらい、日本に帰ってのであった。

(上海のトランジットの際に、勘違いをして飛行機に乗り遅れた話はどうでもいいので割愛)

カンボジア日記1

カンボジア日記2

カンボジア日記3

カンボジア日記4

カンボジア日記5

2013年 カンボジア4

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夜明け。

4:30に起きて、ゲストハウスからトゥクトゥクに乗り込み、アンコールワットに5:00に到着。

日本にいるときもこのくらいの時間に起きているからとくに辛くはない。

真っ暗だが、道路を進むにつれて次第にトゥクトゥクやバス、タクシーが増えてくる。

みな、アンコールワットに行くのだ。

ちなみに、シェムリアップでのトゥクトゥクドライバーの名前は、「あひあん」と言う。

たしか31歳。

ゲストハウスの宿直室(?)にずっと住んでいる。もう10年くらいになるそうだ。

彼の仕事は、今の僕の仕事と構造的に同じような気がする。

ゲストハウスから紹介してもらったお客を半日、1日、数日チャーターと、時間を切り売りして稼いでいる。

お互い、大変だな。

もうちょっと何か考えようじゃないか。

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渋滞とまではいかないけれど、かなりの数のクルマが走っている。

アンコールワットの手前にチケットブースがあり、観光客であふれている。

日本人もたくさんいる。

こんなにいたのか。

カップルや2人組の女の子が圧倒的に多い。

僕みたいなのはほとんどいないのかな?

ということもないと思うけど。

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アンコールワットの中。

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のぼってくる朝日を見るために早起きしたのだけど、見れたようなそれほどでもなかったような。

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何百人もの人々がカメラをかかえている光景のほうがすごい。

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敷地内に食事ができるところもある。

屋根はない。

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朝食をとろうと座ると、5~6歳くらいの子どもたちがポストカードを売りに来る。

でも、ごめん。

プノンペンで車椅子のおじさんから買ってしまったからもういらないよ。

たぶんそれも使わないし。

でも1ドルとかなら買ってあげればよかったかな。

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これがじっさいの遺跡の内部。

壁に絵が延々と描かれている。

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回廊。

文字通り回廊。

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外からの風景。

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これでもかというくらい石が積まれている。

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石師(というのか?)はずーっとこれをつくっていたのか。

彼らの人生に思いを馳せる。

ことはない。

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かなり広い。

とてもデカい。

体力がないと隅から隅まで見学はできないな。

急な階段とかもあるし。

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遺跡本体よりこういうものの方が面白い気もする。

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2時間くらいアンコールワットの中にいた。

出口までくると、「あひあん」が駐車場で待っててくれている。

同業者とおしゃべりしていた。

彼らは何を話しているのだろう。

今後のトゥクトゥクビジネスの行く末とか、旅行者数の推移とかそんなことかな。

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遺跡は山ほどあり、アンコールワットだけではない。

アンコールトムとか、アンコールなんとかとか、たくさんある。

もはやアンコールワットだけでお腹いっぱいでもあったのだが、「あひあん」が、「せっかく来たのだからこっちも見てけ、あっちも見てけ」というので、それにとくに予定もないので、もうちょっとまわることにした。

つぎの遺跡の手前に、象にのれるところがあった。

当然のる。

15ドルである。高いな。

このあたりからだんだんと金銭感覚がマヒしてくる。

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「あひあん」の愛車。

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象乗り場。

2階部分から乗る。

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とくになんということもない小さな遺跡。

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象使いの少年(15歳くらい)は、もうなんかやる気なくて、挨拶しても「ほえー」って感じ。

それでも、象を左右の足で小突きながら操る様はさすがプロであった。

操りながら弁当食ってるんだけど。

象の上で。

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どこのなんという遺跡かも忘れたけど、人が少なくて静かなところだとわりといい雰囲気になる。

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人が多いところは、それはもう大変で、印象としては中国人の割合が高い。

中国人のツアー客が、何台もバスを連ねていた。

久しぶりに人民パワーを体感した。

いや、みなさん礼儀正しかったですけどね。

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遺跡の中に足を引きずったおじさんがいて、話しかけてきた。

やけに親切にいろいろと教えてくれる。

遺跡の解説とか。

これはなにかあるんではなかろうかと思っていたら、やはり最後に「寄付のお願い」をされた。

もういい加減、金銭感覚もマヒしているので、ほいほいと数ドル払ってあげる。

まあいいじゃないか。

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左の部分が大きな顔になっている。

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遺跡には子どももいるし、

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犬もいる。

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くつろいでいる旅行者。

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写真ではわかりにくいけど、ものすごい高さなのである。

当然、てっぺんまで登った。

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登ったはいいけど、降りるのが怖い。

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山登りをしているのかというくらい、訪れたすべての遺跡を登りまくった。

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一面の苔。

緑が美しい。

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神秘的。

っていうと、ありきたりの言葉になってしまうけど。

あえてたとえると、ファイナルファンタジーみたいな感じかな?

人が少ないほうがいいのだけど、そうすると物売りの餌食になってしまう。

痛し痒しである。

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この子たちは将来、何になるのだろうか。

トゥクトゥクに乗るのかな。

象かな。

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象の鼻。

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年賀状の写真にした1枚。

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ヘンなキャラとか。

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巨木とか。

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ランチは「あひあん」と一緒に。

「この店でいい?ちょっと高いよ」と「あひあん」が言うけど、金銭感覚のマヒした僕に怖いものはない。

カンボジアで高いといってどれほどのものか。

上の写真は、「地球の歩き方」を熟読する「あひあん」。

結果、当然のように「あひあん」の分も払ったので、20ドルくらい使ったので、冷静にカンボジアの物価で考えるとランチではけっこう高かったけど。

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「アンモック」という、ココナッツの実をくりぬいた中にグリーンカレーを入れたもの。

美味である。

なんでわざわざココナッツの中に入れるのか不明だったが、よく考えると日本でカニの甲羅になにかを入れているほうがよっぽどおかしいし、考えようによってはグロい。

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ホテルに帰って少し昼寝をして、マーケットまで連れていってもらう。

なんやかんやで40ドルくらい使った。

お店の看板には日本語かけっこう書かれている。

それも、おかしな日本語ではなくて、明らかにネイティブが書いたものもあったし。

日本人は観光客も、現地にもそれなりにいるのだろうな。

カフェではだいたいフルーツジュースを飲む。

マーケット近くは、トゥクトゥクやバイクタクシーが多く、相当ウザい。

ゴチャゴチャしすぎな街なか。

信号のない道路を行き来するトゥクトゥクたちの動画

カフェに入っていても子どもがポストカードを売りに来るし。

でも、一度断るとそれ以上はしつこくない。

みんな、もうちょっと粘れよ、とも思う。

穴を掘り続けて、もう少しで井戸を掘り当てる、その直前でやめるのかキミは、と。

言うことはもちろんない。

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フルーツジュースでは飽き足らずビールを飲む。

どこに行ってもほとんどこの銘柄を飲んだような気がする。

ジュースよりビールのほうが安い。

ジュース3ドル、ビール1ドルとか。

それと、屋台のさとうきびジュースがお気に入りである。

とうきびジュースの動画

夜は、「あひあん」とご飯を食べに行く。

ゲストハウスから20分くらいトゥクトゥクで走って、もういい加減真っ暗でちょっと怖いよこれ、というところに「地元の人間しかこない、いいレストラン」があった。

だけどやっぱり屋根はない。

なぜ建物の中にレストランがないのか、と「あひあん」に聞くと、「だってすぐ移動できるから便利じゃん」という。

それはそうだが。

カエルを食べた。

写真もいちおう撮ったが、モロなので、やめておく。

味はうまい。

前にもベトナムで食べたことがあったので、平気である。

2人でひたすらビール(缶ビール)を飲み、子どもの頃の話や、政治の話なんかをした。

意外に、というとほんとに失礼だけど、「あひあん」はよく歴史を知っている。

というと、「自分の国のことなんだから当然でしょ?」と言う。

飲んだ缶ビールの空き缶はテーブルの下に置いておく。

テーブルの上の食べカス(骨とかそんなの)も、テーブルの下に捨ててしまう。

テーブルの上は綺麗にしておくべきなのだそうだ。

で、お客が帰ったらホウキで掃除すると。

僕はちょっと酔っ払っていたけど、トゥクトゥクに乗せてもらってゲストハウスに戻るだけだからいい気なものである。

運転してくれる「あひあん」も酔っていると思うのだが、大丈夫なのだろうか。

「いいのか?」と聞くも、「このぐらいじゃぜんぜん平気よ」と、法制度とかそのへんのことはまったくアタマにないらしい。

彼は徹夜してもぜんぜん大丈夫だと。

でも昼間は眠くなると。

キミは今日は徹夜だったのかい?

ここでトゥクトゥクが事故して僕が死んでも誰にも気づかれないのではないか。

そういう辺鄙なところを旅したいものである。

といいながら、

どこに行って、何を見て、何を食べた、とかわりとどうでもよくて、そのときの空気、匂い、肌のザラつき。

そういう感覚だけじゃないかな。

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