2013年8月 カンボジア5

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今日もまたトゥクトゥクである。

乗らない日はなかった。

今日がカンボジア最終日である。

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シェムリアップの街からひたすら郊外を走る走る。

目的地の「ベン・メリア」まで、ドライバーは2時間くらいと言っていた。

ベン・メリアは遺跡の名前である。

クルマならせいぜい1時間くらいで行きそうだが、トゥクトゥクはせいぜい時速50キロくらいだから遅い。

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朝焼け。

それほど焼けてもいないが。

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途中の集落。

早い時間からみなさん活動している。

みんながみんな何か売っている。

もう物々交換でいいんではなかろうか。

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自転車の人もわりといる。

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ヘルメットはかぶったほうがいいと思う。

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1時間くらい走って途中の町に入った。

地元の人しかいない食堂で、「クィティウ」という麺を食べた。

薄味のベトナムのフォーよりも美味である。

そういえば、昨夜、トゥクトゥクドライバーの「あひあん」が、我々はベトナム人は嫌いであると言っていた。

香港の映画は好きだと。

関係ないけど。

クィティウ2人分で9000リエル。2ドルちょっと。

月給80ドル、という数字にとらわれていると庶民の金銭感覚がわからなくなってくる。

けっこう食費はかかるはずだけどなあ。

でも住宅費はかからないのだろうか?

寺とか勤務場所に住んでいたりするから。

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食堂の町からさらに1時間近く走りようやくベン・メリア遺跡のチケットブースへ。

1人5ドル。地元の人はお金がかからないのだろうか?

遺跡には必ずブースがあるようで、英語が通じる。

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ブースからさらにトゥクトゥクで少し走り、ようやく遺跡の入り口に到着した。

一番乗りかと思ったが、ツアーバスが1台いた。

まだ8:00amだが。

「あひあん」は、これでもとても空いていると言う。

もう少し遅い時間になると、ものすごく混雑すると。

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入り口にいる係員はどこの遺跡の人もとても丁寧な対応をしてくれる。

両手を合わせて、「チケットを拝見」と言ってくる。

この国の人はだいたいみんな丁寧で礼儀正しい。

こちらがお金を渡すと、両手で受け取ってくれる人も珍しくない。

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ベン・メリア遺跡の入り口。

 

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この狭い中を入っていく。

 

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トゥクトゥクドライバーの「あひあん」が、「ラピュタに連れて行ってやる」と言って、このベン・メリア遺跡に来たのだが、言われてみるとたしかにラピュタの世界観をあらわしている。

ラピュタがこちらにインスパイアされたのか。

いや、ここなのか分からないけど。

女の子の名前は「シータ」だった。

ラーマーヤナから着想を得たのだろうね。

子どもの頃はじめて見たときは何も分からなかったけど。

「バルス!」とか騒いでないで、深いところまで研究すべきかもしれない。

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瓦礫がそのままになっているのがまたよろしい。

 

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木の根っこがものすごいことになっている。

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やっぱり石には彫り物がある。

 

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薄暗い回廊。

電気なんかないし、昼間じゃないと見学できないな。

 

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遺跡の中に池があったりする。

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人が少ない時間に来れてよかった。

うじゃうじゃ人がいたら、ぜんぜん印象が違ったと思う。

大勢人がいると、人に疲れて、すぐに外に出たくなっちゃうから。

アンコールワット遺跡やアンコールトム遺跡も、人が少なければもっと楽しめたのだろうが、いかんせん多すぎた。

ここは物売りもいないし、気持ちがよい。

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倒れた柱とかを、誰もなおそうとしないのかな。

いや、そのままがいいんだけど。

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石に生えた苔の緑色が美しい。

破壊されているのに美しい。

破壊されたまま時が止まっているようだ。

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この人はガイド。

遺跡の入り口にいた人で、勝手に着いてきて案内を始めた。

日本語がけっこうできる。

どこで習ったのかと聞くと、日本人がたくさん来るから自然と覚えた、と言う。

すごいな。

やはり日本の英語教育は完全に間違っているな。

東南アジアの観光地の子どもたちのほうが、ふつうの日本人より英語を話せるもの。

ちなみに、このガイド氏、英語はよく話せる。

どちらかと言うと、英語で話したほうがラクだった。

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ガイド氏がいなければ中に入って見学すらできなかったかもしれない。

だいたい入り口が分からないもの。

ふつう、ここに入ろうとは思わないだろう。

入り口を入ったあとも、通路なんかなくて、廃墟の中を、ツタにつかまりながら石を登り進んでいく。

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そういえば、「ヘビに気をつけろ」とガイド氏が言っていたが、どう気をつけろというのか。

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樹の葉の緑と

苔の緑。

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地雷撤去のあと。

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ガイド氏は男前であった。

勝手に着いてきて案内をしてくれたわけだけど、さすがにチップを渡さないわけにはいかないだろうと5ドルあげた。

2ドルくらいでいいかなとちょっと思ったけど。

「今日は朝からツイてるぜ」と思ってくれたらそれでいいじゃないか。

彼はとても親切だったし。

もしかしたら他の旅行者は10ドルくらいあげるのかもしれないけれど。

でも、彼のほうからチップを要求してこなかったなあ。

デフォルトのサービスなのだろうか?

よくわからない。

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遺跡から出てきたらドライバーの「あひあん」がいない。

トゥクトゥクは置かれていたので、乗り込んで待っていると10分くらいして近くの食堂から現れた。

寝ていたらしい。

昨日あんなに飲んだもんな。

トゥクトゥクがそのままだったからまさか僕を置いて消えてしまうことはないだろうと心配はしなかった。

トゥクトゥク代もまだ払ってないから、少なくともお金をもらうまでは面倒見てくれるだろう。

でも、たとえば「あひあん」が本当に消えてしまったら、ここからどうやってシェムリアップまで帰るのだろうと、ちょっとだけ考えた。

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また2時間走ってゲストハウスまで帰る。

ツアーバスと農民の方々。

 

日本で、道端で野菜が無人で売られているように、道中、竹筒が何本も置かれていた。あれは何だと、「あひあん」に聞くと、中に米が入っている食べ物だそうだ。

ココナッツと砂糖で味付けをしてある。

お土産として買うらしい。

一つ買ってみればよかった。

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空港。

プノンペン→シェムリアップは恐怖の高速バスでやってきたが、帰りは5時間もバスに乗る気がしなかったので、飛行機である。

空港に人は少ない。

飛行機がオンボロで怖すぎる。

乗り込むと、スチュワーデスがいるのに、なぜか男性スタッフが機内食を配る。

パウンドケーキと水だけ。腹減った。

 

「あひあん」には、チャーター料金として80ドルあげた。

最初は70ドルの約束だったけど少し多めに。

僕が稼ぐ80ドルと彼が稼ぐ80ドルはぜんぜん大変さが違うから、気持よく払っておいた。

いつも、お金を払うとき、こちらがいい気分にさせてもらってる感じ。

 

人生で二度と同じ旅はできない。

そのときそのときの環境、心境が違うから。

 

23歳のときに旅したときは、この先どうなっちゃうんだろう、という危うさがあった。

いまは多少の小銭は気にしない。

むかしだったら、甘ったるいと思っただろうけど、お金の力は偉大だ。

ものごとが円滑にすすむ。

 

バックパッカーのマインドにはもはやなれないのだろうな。

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またプノンペンに戻ってきた。

タクシーでホテルに戻ると、プノンペンで世話になっていたトゥクトゥクドライバー(ホテルの前にいつも待機している)が、満面の笑みで寄ってきた。

待っててくれたのだね。まあ仕事だけど。

それでも嬉しいよ。

 

上の写真はどうでもいいけど、「毛」が面白かったので。

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ホテルでちょっと休憩して、またトゥクトゥクでマーケットへ。

途中、トウモロコシ(2000リエル=50セント)を買って公園で食べる。

やっぱりカンボジアの食は日本人に合う。

そうそう、このトウモロコシ売りのおじさんも英語がペラペラだった。

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おしゃれなカフェもある。

フルーツシェイク3ドル。ちょっと高い。

もちろんこういうところは外国人をターゲットとしているので、スタッフはみな英語が通じる。

 

となりでは白人のお爺さんが現地の女を連れている。

あまり見栄えが美しい絵ではないな。

売春婦を連れて歩くのは。

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プノンペンの友人がまた会ってくれるという。

バイクに乗せてもらった。

バイク2人の動画。

(YouTubeに飛びます)

田舎の道なら僕でもバイクを運転できるだろうけど、プノンペンの街なかはムリ。

怖すぎる。

 

マーケットに行ったときの動画。

この動画はマーケットの外なのだけど、食材コーナーはやはりすごい。

様々な肉のなまなましい部位が並んでいる。

鳥の丸のままとか、魚とか、カエルが皮を剥がれてザルに山盛りになっていたり。

生きて動いているのもいる。

日本人はこういうのを忘れてしまっているな、完全に。

いきものの命をもらっている、ということを。

 

 

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友人イチオシのアクティビティである、「オリンピックスタジアムの見学」に行く。

そこには、何百人あるいはもっとたくさんの人々がサッカーやバレーボールをしている。

17時をすこしまわったくらいの時間である。

仕事をとっとと切り上げて、スタジアムに集まりスポーツを愉しむカンボジア人。

なんて健康的なのであろうか。

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スタジアムの入り口には、食べ物を売っている人が当然いる。

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これが友人。

ちなみに、「ゆうじ」という名前である。

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ここが彼の見せたかったところだと言う。

スタジアムのてっぺんまで登ると、10人~50人くらいのグループがいくつもあり、それぞれスピーカーでデカい音を鳴らしながらエアロビ(?)をしている。

それぞれのグループの一番前には先生のような人がいて、小室哲哉のようなマイクをつけて参加者に指示を出している。

参加者は少額のお金(500リエル=20円くらいか?)を払ってこのエアロビに参加している。

「先生」にとっては立派なビジネスなのだ。

人が多く集まればそれなりにお金も集まりそうだ。

単にエアロビを見物しているだけの人(我々もそうだ)もたくさんいる。

 

これがじっさいのエアロビ動画

ぜひ見ていただきたい。

このとぼけた感じを味わっていただきたい。

 

なんなのだ。

屋台も出ているし。

老若男女が一体となって踊っている。

そうなのだ。若い男女もそれなりにいるのだ。

日本でこんな空間があるであろうか。

ぜったいないと思う。

不思議とシアワセを感じる空間である。

友人「ゆうじ」氏は、カンボジアに来たばかりの頃、友だちも少なく、寂しくなるといつもここに来ていたという。

彼の大事な場所らしい。

そして、日本の友だちがカンボジアに来たときにここに連れてくると、みな喜んでくれるという。

 

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オリンピックスタジアムの夕焼け。

このあと、「ゆうじ」さんと屋台のハシゴをして、焼きそばなど食べさせてもらい、日本に帰ってのであった。

(上海のトランジットの際に、勘違いをして飛行機に乗り遅れた話はどうでもいいので割愛)

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