漂流郵便局。

漂流郵便局というサイトを教えてもらった。

一見、映画の予告サイトかな?と思ったが、どうやら香川県に実在するようだ。

「過去/ 現在/ 未来
もの/ こと/ ひと
何宛でも受け付けます。

Q手紙はどうなるのですか?
漂流私書箱の中で、宛先不明の存在に流れ着くまで漂います。

Q自分が出した手紙を読みに行くことはできますか?
漂流私書箱の中には確かにありますが、
どこにあるのかは当局員にも分かりません。」

 

村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を連想した。

あれは、「図書館」だったと思うけど、なにか似ている。

誰に宛てられたか分からない手紙をひたすらためこむ郵便局。

 

行ってみよう。

 

「これ食べていい?」10歳の女の子と2ドルとフライドチキンと。

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トゥクトゥクでトンレバティというところへ。
水上にコテージがあり、食事ができるようになっている。
リゾート地ということだが、「水上コテージ」という言葉から連想するところのタヒチ的なものとは天と地の差である。

それにしてもカンボジアは道が悪い。プノンペン市内でもデコボコしているが、郊外に出ると舗装さえされておらず、水たまりがいたるところにある。
そして信号はない。
ないのだが、みな意外に安全運転である。
わけのわからないスピードで走っているのもほとんどいない。
日本のほうがマナーが悪いのではないかと思える。

農村地帯をひたすら走ること1時間半。
美しいわけではないけれど、田園風景が広がり、牛のような動物が草を食んでいる。
ドライバーは牛であると主張するが、我々の知っている牛ではない。
道端には商店があったりなかったり。
店員は寝ているかだべっている。

そこはかとなく牧歌的。

そういえば日本人の旅人に会ってない。
このシーズンにわざわざカンボジアに来ようなどという人はいないのか。
いや、プノンペンに来ないだけであって、シェムリアップ(アンコールワットがあるところ)にはたくさんいるのか。

リゾート地のトンレバティへの道すがら、小さな寺院に立ち寄った。
とたんに10人以上の子供たちに囲まれ、花を買わされた。
カンボジアは客引きがまったくしつこくないので、油断していた。
最初は1人しかいなくてまあいいかと花を買ったら、わらわらと子供が増えて大変なことになった。
仏様のところにたどり着いてもまだまとわりついてくる。
困っていると「こらっ!」という声がして、子供たちが蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
見ると、非常に徳の高そうなご老人である。
助かった。

と思ったら、次はそのじいさんに喜捨を求められた。

結局、子供、おじいおばあ合計でけっこうな額を寄付してしまったのであった。

まあ人様の国におじゃましているのだし、何万円もあげたわけではないし。

リゾート地に到着し、水上に設置された木の通路をわたって、個室(?)に入る。
すっかり仲良くなったトゥクトゥクのドライバーもいっしょだ。

メニューを見せてもらうと、さすがリゾート地、けっこう高い。
といっても日本の通過価値で考えるとまったく大したことはない。
フライドチキンとライスをもらう。

写真をとったり、ビールを飲んだりしながら食事を待つ。
そしてなぜかたまたまそこにいたトゥクトゥクドライバーの兄貴もやってきて交流をはかる。
朝から何も食べてなかったので、かなりお腹が空いている。

30分たっても40分たっても料理はこない。
「買いに行ったな」
きっと鶏肉を買いに市場に走っているのではないか。
他にお客はいないし、仕入れておくのも難しいのだろう。

よいのである。まったく気にしないのであ?。
ここは日本ではない。

なお待っているとまた1人の女の子がやってきた。
さきほどの寺院のことがあるので、
「こんどは何を売りつけられるのだろう」
と思ったが手には何も持っていない。
強い訛りのある英語でいろいろと話しかけてくる。

ここで働いているおばさんたちの誰かの子供だろうかと思い、とくに気にせず話をしていた。
10歳というが、もう少し小さいようにも見える。
カンボジアの人はそれほど体が大きくないからこのぐらいで普通なのだろうか。

「写真とってあげます。カメラ貸して」とか、
「ここから飛び込んで泳いでも大丈夫ですよ」とか、
いろいろ世話を焼いてくれる。

我々の水上コテージに、おばさんの乗った手漕ぎボートが横付けされた。
食べ物を売りにきたようだ。
大皿にカラフルな野菜のようなものが盛られている。
しかし、凝視するとそれは昆虫のつくだ煮的なものであった。
日本でもイナゴとかあるけれど。
あるけれども。

ゴハンが運ばれてきた。
フライドチキンというのは、鳥一羽まるごと揚げたものであった。
それで時間がかかっていたのか。

僕がノートに書き物をしている間に、女の子はいつの間にかいなくなっていて、ドライバーと2人で食べ始めた。
彼は控えめで、肉のたっぷりついている部位を食べようとせず、小さな骨の部分ばかり食べている。
「もっと食いねえ」
と言っても、ノープロブレムといって、骨をぽりぽりやっている。
なんと言っても食べないので、じゃあいただきますよとケンタッキーでよく食べるレッグのところをいただこうと解体したら、真っ黒な手がにょろっと出てきた。
「うげっ!」
と思ったがドライバーの手前、何気ない風を装いレッグだけをいただいた。
しかし、彼は手の部分をも残さず食べるのであった。

彼があまり食べないので、がんばってもりもり食べた。
さすがにもうムリと思い、ごちそうさまと手を拭いていると、またさきほどの女の子がやってきた。
ドライバーとひと言ふた言かわすと、我々が残した白飯とほとんど肉の残ってないチキンを食べはじめた。

「いっしょに食べさせてあげればよかった…」
あるいはムリに食べずに残しておいてあげればよかった。

この食べ残しがなければ、この子は昼ゴハンにありつけなかったのか?

かわいそうになり、カゴの中のジュースをどれか選んで飲んでいいよ、と言うも理解できない。
いや、英語は通じている。
だけど、意味が分からないらしい。
こうやっていつも観光客のところに来ていても優しくされたことはあまりないのか。

ドライバーがクメール語で伝えて、ようやく彼女は缶を一つとった。

彼女が食べたあとのチキンは文字通り骨だけになっていた。
骨以外になにも残っていない。
黒い手はそのままだったけど。

食べ終わってまたいろいろ話していると、彼女は言いにくそうに、「ミスター、わたし、朝、イングリスクールに通っていて、でもお金がなくて」と言った。

イングリスクール。
English School.

さっき寺院でも聞いた。
同じか。

2ドル欲しいと。

でも不思議とがっかりはしなかった。

小銭が2ドル分なくて、1.9ドルくらいしかあげられなかったのだけど、渡すと何度も何度もアタマを下げる。

10歳である。
身寄りはないのかもしれない。

トゥクトゥクに乗り込むと、彼女もいっしょに乗ろうとする。
「どこに行くの?」と聞くと、
「お寺」と言う。

トゥクトゥクが走り始めると、小さな男の子が走ってきて追いつき、ひょいっと飛び乗った。
兄弟だろうか?

彼女が持っているジュースを指差して、「それどうしたの?」と聞いている。
彼にも買ってあげようかと思ったが、トゥクトゥクはもう走りはじめている。

そしてトゥクトゥクは先ほど僕が10人もの子供たちおよび4人のおじいおばあにタカられたあの寺院に止まり、2人は帰っていった。

あげたお金、他の子にとられないといいね。

お金をあげることを批判する人もいるけど、この1ドルで今日一日がしのげるならそれでいいのではないか。

ただの旅人に魚の釣り方なんて教えてあげられないのだから、魚をあげるしかない。

帰り道、道端で発見した」NPO法人◯◯」と日本語で書かれた建物は廃墟と化していた。

2013年8月 カンボジア5

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今日もまたトゥクトゥクである。

乗らない日はなかった。

今日がカンボジア最終日である。

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シェムリアップの街からひたすら郊外を走る走る。

目的地の「ベン・メリア」まで、ドライバーは2時間くらいと言っていた。

ベン・メリアは遺跡の名前である。

クルマならせいぜい1時間くらいで行きそうだが、トゥクトゥクはせいぜい時速50キロくらいだから遅い。

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朝焼け。

それほど焼けてもいないが。

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途中の集落。

早い時間からみなさん活動している。

みんながみんな何か売っている。

もう物々交換でいいんではなかろうか。

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自転車の人もわりといる。

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ヘルメットはかぶったほうがいいと思う。

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1時間くらい走って途中の町に入った。

地元の人しかいない食堂で、「クィティウ」という麺を食べた。

薄味のベトナムのフォーよりも美味である。

そういえば、昨夜、トゥクトゥクドライバーの「あひあん」が、我々はベトナム人は嫌いであると言っていた。

香港の映画は好きだと。

関係ないけど。

クィティウ2人分で9000リエル。2ドルちょっと。

月給80ドル、という数字にとらわれていると庶民の金銭感覚がわからなくなってくる。

けっこう食費はかかるはずだけどなあ。

でも住宅費はかからないのだろうか?

寺とか勤務場所に住んでいたりするから。

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食堂の町からさらに1時間近く走りようやくベン・メリア遺跡のチケットブースへ。

1人5ドル。地元の人はお金がかからないのだろうか?

遺跡には必ずブースがあるようで、英語が通じる。

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ブースからさらにトゥクトゥクで少し走り、ようやく遺跡の入り口に到着した。

一番乗りかと思ったが、ツアーバスが1台いた。

まだ8:00amだが。

「あひあん」は、これでもとても空いていると言う。

もう少し遅い時間になると、ものすごく混雑すると。

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入り口にいる係員はどこの遺跡の人もとても丁寧な対応をしてくれる。

両手を合わせて、「チケットを拝見」と言ってくる。

この国の人はだいたいみんな丁寧で礼儀正しい。

こちらがお金を渡すと、両手で受け取ってくれる人も珍しくない。

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ベン・メリア遺跡の入り口。

 

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この狭い中を入っていく。

 

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トゥクトゥクドライバーの「あひあん」が、「ラピュタに連れて行ってやる」と言って、このベン・メリア遺跡に来たのだが、言われてみるとたしかにラピュタの世界観をあらわしている。

ラピュタがこちらにインスパイアされたのか。

いや、ここなのか分からないけど。

女の子の名前は「シータ」だった。

ラーマーヤナから着想を得たのだろうね。

子どもの頃はじめて見たときは何も分からなかったけど。

「バルス!」とか騒いでないで、深いところまで研究すべきかもしれない。

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瓦礫がそのままになっているのがまたよろしい。

 

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木の根っこがものすごいことになっている。

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やっぱり石には彫り物がある。

 

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薄暗い回廊。

電気なんかないし、昼間じゃないと見学できないな。

 

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遺跡の中に池があったりする。

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人が少ない時間に来れてよかった。

うじゃうじゃ人がいたら、ぜんぜん印象が違ったと思う。

大勢人がいると、人に疲れて、すぐに外に出たくなっちゃうから。

アンコールワット遺跡やアンコールトム遺跡も、人が少なければもっと楽しめたのだろうが、いかんせん多すぎた。

ここは物売りもいないし、気持ちがよい。

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倒れた柱とかを、誰もなおそうとしないのかな。

いや、そのままがいいんだけど。

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石に生えた苔の緑色が美しい。

破壊されているのに美しい。

破壊されたまま時が止まっているようだ。

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この人はガイド。

遺跡の入り口にいた人で、勝手に着いてきて案内を始めた。

日本語がけっこうできる。

どこで習ったのかと聞くと、日本人がたくさん来るから自然と覚えた、と言う。

すごいな。

やはり日本の英語教育は完全に間違っているな。

東南アジアの観光地の子どもたちのほうが、ふつうの日本人より英語を話せるもの。

ちなみに、このガイド氏、英語はよく話せる。

どちらかと言うと、英語で話したほうがラクだった。

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ガイド氏がいなければ中に入って見学すらできなかったかもしれない。

だいたい入り口が分からないもの。

ふつう、ここに入ろうとは思わないだろう。

入り口を入ったあとも、通路なんかなくて、廃墟の中を、ツタにつかまりながら石を登り進んでいく。

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そういえば、「ヘビに気をつけろ」とガイド氏が言っていたが、どう気をつけろというのか。

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樹の葉の緑と

苔の緑。

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地雷撤去のあと。

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ガイド氏は男前であった。

勝手に着いてきて案内をしてくれたわけだけど、さすがにチップを渡さないわけにはいかないだろうと5ドルあげた。

2ドルくらいでいいかなとちょっと思ったけど。

「今日は朝からツイてるぜ」と思ってくれたらそれでいいじゃないか。

彼はとても親切だったし。

もしかしたら他の旅行者は10ドルくらいあげるのかもしれないけれど。

でも、彼のほうからチップを要求してこなかったなあ。

デフォルトのサービスなのだろうか?

よくわからない。

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遺跡から出てきたらドライバーの「あひあん」がいない。

トゥクトゥクは置かれていたので、乗り込んで待っていると10分くらいして近くの食堂から現れた。

寝ていたらしい。

昨日あんなに飲んだもんな。

トゥクトゥクがそのままだったからまさか僕を置いて消えてしまうことはないだろうと心配はしなかった。

トゥクトゥク代もまだ払ってないから、少なくともお金をもらうまでは面倒見てくれるだろう。

でも、たとえば「あひあん」が本当に消えてしまったら、ここからどうやってシェムリアップまで帰るのだろうと、ちょっとだけ考えた。

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また2時間走ってゲストハウスまで帰る。

ツアーバスと農民の方々。

 

日本で、道端で野菜が無人で売られているように、道中、竹筒が何本も置かれていた。あれは何だと、「あひあん」に聞くと、中に米が入っている食べ物だそうだ。

ココナッツと砂糖で味付けをしてある。

お土産として買うらしい。

一つ買ってみればよかった。

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空港。

プノンペン→シェムリアップは恐怖の高速バスでやってきたが、帰りは5時間もバスに乗る気がしなかったので、飛行機である。

空港に人は少ない。

飛行機がオンボロで怖すぎる。

乗り込むと、スチュワーデスがいるのに、なぜか男性スタッフが機内食を配る。

パウンドケーキと水だけ。腹減った。

 

「あひあん」には、チャーター料金として80ドルあげた。

最初は70ドルの約束だったけど少し多めに。

僕が稼ぐ80ドルと彼が稼ぐ80ドルはぜんぜん大変さが違うから、気持よく払っておいた。

いつも、お金を払うとき、こちらがいい気分にさせてもらってる感じ。

 

人生で二度と同じ旅はできない。

そのときそのときの環境、心境が違うから。

 

23歳のときに旅したときは、この先どうなっちゃうんだろう、という危うさがあった。

いまは多少の小銭は気にしない。

むかしだったら、甘ったるいと思っただろうけど、お金の力は偉大だ。

ものごとが円滑にすすむ。

 

バックパッカーのマインドにはもはやなれないのだろうな。

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またプノンペンに戻ってきた。

タクシーでホテルに戻ると、プノンペンで世話になっていたトゥクトゥクドライバー(ホテルの前にいつも待機している)が、満面の笑みで寄ってきた。

待っててくれたのだね。まあ仕事だけど。

それでも嬉しいよ。

 

上の写真はどうでもいいけど、「毛」が面白かったので。

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ホテルでちょっと休憩して、またトゥクトゥクでマーケットへ。

途中、トウモロコシ(2000リエル=50セント)を買って公園で食べる。

やっぱりカンボジアの食は日本人に合う。

そうそう、このトウモロコシ売りのおじさんも英語がペラペラだった。

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おしゃれなカフェもある。

フルーツシェイク3ドル。ちょっと高い。

もちろんこういうところは外国人をターゲットとしているので、スタッフはみな英語が通じる。

 

となりでは白人のお爺さんが現地の女を連れている。

あまり見栄えが美しい絵ではないな。

売春婦を連れて歩くのは。

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プノンペンの友人がまた会ってくれるという。

バイクに乗せてもらった。

バイク2人の動画。

(YouTubeに飛びます)

田舎の道なら僕でもバイクを運転できるだろうけど、プノンペンの街なかはムリ。

怖すぎる。

 

マーケットに行ったときの動画。

この動画はマーケットの外なのだけど、食材コーナーはやはりすごい。

様々な肉のなまなましい部位が並んでいる。

鳥の丸のままとか、魚とか、カエルが皮を剥がれてザルに山盛りになっていたり。

生きて動いているのもいる。

日本人はこういうのを忘れてしまっているな、完全に。

いきものの命をもらっている、ということを。

 

 

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友人イチオシのアクティビティである、「オリンピックスタジアムの見学」に行く。

そこには、何百人あるいはもっとたくさんの人々がサッカーやバレーボールをしている。

17時をすこしまわったくらいの時間である。

仕事をとっとと切り上げて、スタジアムに集まりスポーツを愉しむカンボジア人。

なんて健康的なのであろうか。

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スタジアムの入り口には、食べ物を売っている人が当然いる。

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これが友人。

ちなみに、「ゆうじ」という名前である。

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ここが彼の見せたかったところだと言う。

スタジアムのてっぺんまで登ると、10人~50人くらいのグループがいくつもあり、それぞれスピーカーでデカい音を鳴らしながらエアロビ(?)をしている。

それぞれのグループの一番前には先生のような人がいて、小室哲哉のようなマイクをつけて参加者に指示を出している。

参加者は少額のお金(500リエル=20円くらいか?)を払ってこのエアロビに参加している。

「先生」にとっては立派なビジネスなのだ。

人が多く集まればそれなりにお金も集まりそうだ。

単にエアロビを見物しているだけの人(我々もそうだ)もたくさんいる。

 

これがじっさいのエアロビ動画

ぜひ見ていただきたい。

このとぼけた感じを味わっていただきたい。

 

なんなのだ。

屋台も出ているし。

老若男女が一体となって踊っている。

そうなのだ。若い男女もそれなりにいるのだ。

日本でこんな空間があるであろうか。

ぜったいないと思う。

不思議とシアワセを感じる空間である。

友人「ゆうじ」氏は、カンボジアに来たばかりの頃、友だちも少なく、寂しくなるといつもここに来ていたという。

彼の大事な場所らしい。

そして、日本の友だちがカンボジアに来たときにここに連れてくると、みな喜んでくれるという。

 

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オリンピックスタジアムの夕焼け。

このあと、「ゆうじ」さんと屋台のハシゴをして、焼きそばなど食べさせてもらい、日本に帰ってのであった。

(上海のトランジットの際に、勘違いをして飛行機に乗り遅れた話はどうでもいいので割愛)

カンボジア日記1

カンボジア日記2

カンボジア日記3

カンボジア日記4

カンボジア日記5

2013年 カンボジア4

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夜明け。

4:30に起きて、ゲストハウスからトゥクトゥクに乗り込み、アンコールワットに5:00に到着。

日本にいるときもこのくらいの時間に起きているからとくに辛くはない。

真っ暗だが、道路を進むにつれて次第にトゥクトゥクやバス、タクシーが増えてくる。

みな、アンコールワットに行くのだ。

ちなみに、シェムリアップでのトゥクトゥクドライバーの名前は、「あひあん」と言う。

たしか31歳。

ゲストハウスの宿直室(?)にずっと住んでいる。もう10年くらいになるそうだ。

彼の仕事は、今の僕の仕事と構造的に同じような気がする。

ゲストハウスから紹介してもらったお客を半日、1日、数日チャーターと、時間を切り売りして稼いでいる。

お互い、大変だな。

もうちょっと何か考えようじゃないか。

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渋滞とまではいかないけれど、かなりの数のクルマが走っている。

アンコールワットの手前にチケットブースがあり、観光客であふれている。

日本人もたくさんいる。

こんなにいたのか。

カップルや2人組の女の子が圧倒的に多い。

僕みたいなのはほとんどいないのかな?

ということもないと思うけど。

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アンコールワットの中。

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のぼってくる朝日を見るために早起きしたのだけど、見れたようなそれほどでもなかったような。

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何百人もの人々がカメラをかかえている光景のほうがすごい。

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敷地内に食事ができるところもある。

屋根はない。

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朝食をとろうと座ると、5~6歳くらいの子どもたちがポストカードを売りに来る。

でも、ごめん。

プノンペンで車椅子のおじさんから買ってしまったからもういらないよ。

たぶんそれも使わないし。

でも1ドルとかなら買ってあげればよかったかな。

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これがじっさいの遺跡の内部。

壁に絵が延々と描かれている。

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回廊。

文字通り回廊。

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外からの風景。

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これでもかというくらい石が積まれている。

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石師(というのか?)はずーっとこれをつくっていたのか。

彼らの人生に思いを馳せる。

ことはない。

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かなり広い。

とてもデカい。

体力がないと隅から隅まで見学はできないな。

急な階段とかもあるし。

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遺跡本体よりこういうものの方が面白い気もする。

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2時間くらいアンコールワットの中にいた。

出口までくると、「あひあん」が駐車場で待っててくれている。

同業者とおしゃべりしていた。

彼らは何を話しているのだろう。

今後のトゥクトゥクビジネスの行く末とか、旅行者数の推移とかそんなことかな。

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遺跡は山ほどあり、アンコールワットだけではない。

アンコールトムとか、アンコールなんとかとか、たくさんある。

もはやアンコールワットだけでお腹いっぱいでもあったのだが、「あひあん」が、「せっかく来たのだからこっちも見てけ、あっちも見てけ」というので、それにとくに予定もないので、もうちょっとまわることにした。

つぎの遺跡の手前に、象にのれるところがあった。

当然のる。

15ドルである。高いな。

このあたりからだんだんと金銭感覚がマヒしてくる。

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「あひあん」の愛車。

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象乗り場。

2階部分から乗る。

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とくになんということもない小さな遺跡。

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象使いの少年(15歳くらい)は、もうなんかやる気なくて、挨拶しても「ほえー」って感じ。

それでも、象を左右の足で小突きながら操る様はさすがプロであった。

操りながら弁当食ってるんだけど。

象の上で。

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どこのなんという遺跡かも忘れたけど、人が少なくて静かなところだとわりといい雰囲気になる。

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人が多いところは、それはもう大変で、印象としては中国人の割合が高い。

中国人のツアー客が、何台もバスを連ねていた。

久しぶりに人民パワーを体感した。

いや、みなさん礼儀正しかったですけどね。

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遺跡の中に足を引きずったおじさんがいて、話しかけてきた。

やけに親切にいろいろと教えてくれる。

遺跡の解説とか。

これはなにかあるんではなかろうかと思っていたら、やはり最後に「寄付のお願い」をされた。

もういい加減、金銭感覚もマヒしているので、ほいほいと数ドル払ってあげる。

まあいいじゃないか。

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左の部分が大きな顔になっている。

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遺跡には子どももいるし、

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犬もいる。

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くつろいでいる旅行者。

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写真ではわかりにくいけど、ものすごい高さなのである。

当然、てっぺんまで登った。

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登ったはいいけど、降りるのが怖い。

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山登りをしているのかというくらい、訪れたすべての遺跡を登りまくった。

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一面の苔。

緑が美しい。

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神秘的。

っていうと、ありきたりの言葉になってしまうけど。

あえてたとえると、ファイナルファンタジーみたいな感じかな?

人が少ないほうがいいのだけど、そうすると物売りの餌食になってしまう。

痛し痒しである。

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この子たちは将来、何になるのだろうか。

トゥクトゥクに乗るのかな。

象かな。

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象の鼻。

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年賀状の写真にした1枚。

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ヘンなキャラとか。

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巨木とか。

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ランチは「あひあん」と一緒に。

「この店でいい?ちょっと高いよ」と「あひあん」が言うけど、金銭感覚のマヒした僕に怖いものはない。

カンボジアで高いといってどれほどのものか。

上の写真は、「地球の歩き方」を熟読する「あひあん」。

結果、当然のように「あひあん」の分も払ったので、20ドルくらい使ったので、冷静にカンボジアの物価で考えるとランチではけっこう高かったけど。

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「アンモック」という、ココナッツの実をくりぬいた中にグリーンカレーを入れたもの。

美味である。

なんでわざわざココナッツの中に入れるのか不明だったが、よく考えると日本でカニの甲羅になにかを入れているほうがよっぽどおかしいし、考えようによってはグロい。

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ホテルに帰って少し昼寝をして、マーケットまで連れていってもらう。

なんやかんやで40ドルくらい使った。

お店の看板には日本語かけっこう書かれている。

それも、おかしな日本語ではなくて、明らかにネイティブが書いたものもあったし。

日本人は観光客も、現地にもそれなりにいるのだろうな。

カフェではだいたいフルーツジュースを飲む。

マーケット近くは、トゥクトゥクやバイクタクシーが多く、相当ウザい。

ゴチャゴチャしすぎな街なか。

信号のない道路を行き来するトゥクトゥクたちの動画

カフェに入っていても子どもがポストカードを売りに来るし。

でも、一度断るとそれ以上はしつこくない。

みんな、もうちょっと粘れよ、とも思う。

穴を掘り続けて、もう少しで井戸を掘り当てる、その直前でやめるのかキミは、と。

言うことはもちろんない。

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フルーツジュースでは飽き足らずビールを飲む。

どこに行ってもほとんどこの銘柄を飲んだような気がする。

ジュースよりビールのほうが安い。

ジュース3ドル、ビール1ドルとか。

それと、屋台のさとうきびジュースがお気に入りである。

とうきびジュースの動画

夜は、「あひあん」とご飯を食べに行く。

ゲストハウスから20分くらいトゥクトゥクで走って、もういい加減真っ暗でちょっと怖いよこれ、というところに「地元の人間しかこない、いいレストラン」があった。

だけどやっぱり屋根はない。

なぜ建物の中にレストランがないのか、と「あひあん」に聞くと、「だってすぐ移動できるから便利じゃん」という。

それはそうだが。

カエルを食べた。

写真もいちおう撮ったが、モロなので、やめておく。

味はうまい。

前にもベトナムで食べたことがあったので、平気である。

2人でひたすらビール(缶ビール)を飲み、子どもの頃の話や、政治の話なんかをした。

意外に、というとほんとに失礼だけど、「あひあん」はよく歴史を知っている。

というと、「自分の国のことなんだから当然でしょ?」と言う。

飲んだ缶ビールの空き缶はテーブルの下に置いておく。

テーブルの上の食べカス(骨とかそんなの)も、テーブルの下に捨ててしまう。

テーブルの上は綺麗にしておくべきなのだそうだ。

で、お客が帰ったらホウキで掃除すると。

僕はちょっと酔っ払っていたけど、トゥクトゥクに乗せてもらってゲストハウスに戻るだけだからいい気なものである。

運転してくれる「あひあん」も酔っていると思うのだが、大丈夫なのだろうか。

「いいのか?」と聞くも、「このぐらいじゃぜんぜん平気よ」と、法制度とかそのへんのことはまったくアタマにないらしい。

彼は徹夜してもぜんぜん大丈夫だと。

でも昼間は眠くなると。

キミは今日は徹夜だったのかい?

ここでトゥクトゥクが事故して僕が死んでも誰にも気づかれないのではないか。

そういう辺鄙なところを旅したいものである。

といいながら、

どこに行って、何を見て、何を食べた、とかわりとどうでもよくて、そのときの空気、匂い、肌のザラつき。

そういう感覚だけじゃないかな。

カンボジア日記1

カンボジア日記2

カンボジア日記3

カンボジア日記4

カンボジア日記5

2013年8月 カンボジア3

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6:00に起床。

ホテルの7Fで朝ごはんを食べたが、なぜか昨日のようにビュッフェではない。

ソーセージを焼いてもらう。

予約していたバスでシェムリアップに向かう。

バスターミナルまでバス会社のトゥクトゥクが迎えにきてくれた。

タダで乗れたようだが、気前が良くなっていたので10000リエル(2ドルちょっと)あげた。

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バス乗り場はリバーサイド近く。

自分が着いたときにはすでに数人いたが、さらに集まり10人くらいになった。

白人の女性1人と自分以外はみなカンボジア人のようだ。

とても小さなマイクロバス。

もっと大きなバスを想像していたのだけど。

いくつかバス会社があり、会社によって値段と所要時間が違った。

高くて、早く着くものを選んだ。

バスは定刻に出発。どうやら到着は15:00らしい。

6時間ほど揺られることになる。

旅行中に「いま何時だろう?」と気にすることもほとんどなくなった。

プノンペン市街を出ると、ものすごいスピードで突っ走っていく。

助手席に座っていたので、スピードメーターがよく見える。

100kmを超えていた。

事故が起きないのが不思議なくらいだ。

途中、野良犬が飛び出してきてが、クラクションを鳴らしても逃げない。

びっくりすると動けなくなるものなのだな。

となりに座った白人女性は、オランダ人であった。

アムステルダムから来たという。

僕よりも少し若いくらいかと思ったが、学生だそうだ。

いい英語のトレーニングになるかと思ったが、1時間ももたなかった。

ちなみに彼女は虫を食べたらしい。

ドライブの様子は

こんな感じ

(you tubeへ飛びます。3:19くらいとか、ぶつかるかと思った)

車内はだれも口をきかない。

もしこれが中国ならやかましいくらいだと思うけど。

と、どうでもいい偏見。

それにしても運転が荒い。

さっきの犬もそうだが、轢いたら轢いたでかまわないと思っているのではないか。

未必の故意。

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ランチ休憩で、オランダ女性にコーラをおごってあげた。

学生らしいからね。

1ドル。

高いな。

自分はチャーハンとココナッツジュース。5ドル。

さらにあと2時間走り、寝ていたらシェムリアップに着いた。

対抗車とぶつかりそうになり、我が人生もこれまでかと思う瞬間は5回くらいあった。

ゲストハウスは決めてなかったので、バスを降りたところにいたトゥクトゥクを拾って、適当なところに案内してもらう。

トゥクトゥク代が5ドルだと言うが、3.5ドルに負けさせる。

交渉なんてしない、などと言った舌の根も乾かぬうちに、こんなことをしている。

いいのだ。

何でもありである。

決め事なんて何もないのだ。

ゲストハウスは20ドルの部屋。

3人くらい泊まれそうだが、そこしか空いてないというし、他に行くのも面倒なので決める。

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ホテルにいたトゥクトゥクのドライバーが日本語ペラペラで、どこでも案内してやるというので即決。

今日、明日、明後日とチャーターする。

トゥクトゥクの乗り心地は

こんな感じ

(you tubeへ飛びます)

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さっそく川遊びに出かける。

トゥクトゥクで1時間。乗ってばかりだ。

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かなりの貧困地帯に突入。

川の上に家を建てている。

当然、子どもはハダカ。

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ボートに乗るのが30ドル。それとチップは1~2ドルくらいでよいとドライバーに言われたが結局70ドルくらい使ってしまったのではないか。

笑顔はいいんだけどな。

ビールを飲もうじゃないか、というので「おお、飲もう飲もう」というと、「旅行者が買うと高いから、俺に金をよこせ」という。

何を言うているのだ、こいつは。と思ったが、5ドルというので渡した。

すると、水上の家の1つに入っていき、ビールを10本くらい持ってきた。

まあ、たしかに旅行者価格だとこんなには買えないだろうな。

でも、これ、君たちも飲むつもりだね?

まあいいんだけど。

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こんな家がいくつもある。

じっさいに住んでいるようだが、観光客のために住み続けているような気もする。

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なんにせよ、お金はぜんぜんなさそう。

旅行者がたくさん来ているので、お金は落としているはずだけど、一部の人が搾取してるね。

ボートの運転手に、「学校に寄付しなさい」と、どういう文脈かよく分からないが勧められ、とりあえず行ってみる。

行きたくない、と言えば行かなくても済んだのだろうな。

学校は、やはり水上にある。

米を50kg買えと言われるが、55ドルもする。

アホかと。

でも買ってしまう人もいるのだろうな。

逃げられそうもないので、ミネラルウォーターを1ダース買った。

10ドルもしたけど。

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何だかんだ言って楽しんでるの図。

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さらに小さなボートに乗った。

これまたお金が別途かかり、15ドル。

どんどんお金を吸い取られていく。

ちかくにいた日本人男性は、蛇を持った小さな女の子の写真をとり、1ドルせがまれていた。

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エンジンボートはまわりにいなくなり、ここにいるのは小さなボート1艘だけ。

とても静かだ。

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こんなのもとれた。

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漕いでみた。

ボートのガイドはなかなかいいヤツである。

チップのためにサービス精神たっぷり。

チップ制度も悪くはない。

気持よく払ってやろうではないか。

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川遊びからシェムリアップの街に帰ってきて、ぶらぶらと散歩。

やっぱり屋台が愉しい。

バナナパンケーキを1ついただく。

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この街は旅行者がたくさんいる。

日本人もいる。

それはそうだろうな。プノンペンよりこっちだろうな。

僕はプノンペンのごみごみした感じも好きだけど。

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カンボジアの食事は美味しい。

日本人にも合うと思う。

白米とおかず。

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空芯菜炒めみたいなの。

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調子に乗ってスープも。

2人分くらいを1人で食べてしまった。

シェムリアップには2日くらいいて、またプノンペンに帰る。

帰りはぜったいにバスはやめよう。

飛行機にしよう。

チケットはどこで取れるのだろうか。

ホテルに戻ったら聞いてみよう。

カンボジア日記1

カンボジア日記2

カンボジア日記3

カンボジア日記4

カンボジア日記5

2013年8月 カンボジア2

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9:30まで寝ていた。

昨日会ったプノンペンに住む友人から電話があった。

野党が不穏な動きをしているから気をつけろと。

選挙には国民の多くが関心を持っているらしい。

売春婦にいたるまで。

ホテルでシェムリアップ(アンコールワットがあるところ)行きのバスを予約した。

12ドル。

トゥクトゥクの1日チャーターの方が高い。30ドル。

今日はトンレバティというところまで行くことにした。

昨日のドライバーがいいヤツだったので、とくに値切らなかった。

十何年も前に旅をしたときは、「交渉命!」で1ドル負けさせるのに必死になっていたが、よく考えると、たかが数ドルである。

数ドル値切ったからどうなるというのだ。

「今日はいいお客がついたな」と相手が思ってくれればそれでいいではないか。

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「地球の歩き方」にはバイクタクシーでの所要時間も書いてあったが、バイクは怖い。

トゥクトゥクのドライバー、途中で知り合いのドライバーとすれ違い、そのあとケータイで話をしている。あとにしてくれ。

フリーダムだ。

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このトゥクトゥクはスピードが遅いのかどんどん抜かされていく。

でも安全運転だからいいか。

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それにしてもカンボジアは道路がひどい。

プノンペン市内でもデコボコしているし、市街地を出ると舗装さえされていない。

水たまりも多いし。

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途中で水を汲んでトゥクトゥクのバイク部分に何やら補給していたが、あれはいったい何だったのか。

ちなみに、トゥクトゥクは、後部座席の取り外しができて、外すとバイクになる。

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農村地帯を走っていく。

とくに美しくはないけれど、田園風景が広がり、道路には商店がところどころあり、牧歌的である。

だが、汚いは汚い。

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そういえば、日本人の旅行者にあまり会っていない。

このシーズンなのに(8月)。

カンボジアはマイナーなのか。

あるいは来るとしてもアンコールワットか。

自分の泊まっているホテルが変なところにあるのも、日本人と会わない理由かも。

旅行者向けのゲストハウスはプノンペンのリバーサイドに集中しているようだ。

そのほうが景色がいいものな。

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トンレバティに来る途中で、寺院に立ち寄った。

で、ヒドいことになった。

トゥクトゥクが寺院に止まると、5歳から12歳くらいの子どもたちがわらわらと現れ、その数10人くらい。

何事かと思っていると、みんな花を一輪持っている。

「花を買え」とやかましい。

寺院見学どころではない。

障害者と子どもには強く出れない。

1人から買えばおとなしくなるかと思ったらそんなことはなく、「私のも買ってくれ」「俺のも買ってくれ」となり、結局5ドルくらい使ってしまった。

まあ、でも5ドルよ。

いやもっとなくなったかな。

あげく奥の方にいた老人にまでたかられた。

こっちにとっては大した金額ではないのだから払えばよい。

人様の国にお邪魔しているのだし。

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ここがトンレバティ。

水上に竹と木でできたコテージのようなものがたくさんあり、そこで食事ができるようになっている。

英語のメニューもある。

フライドチキンとライス、飲み物を頼んだ。

なかなか出てこなくて40分くらいして持ってきてくれたのは、丸ごと一羽のチキン。

ドライバーと2人で食べた。

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小さな女の子がやってきてちょっとしたやり取りがあったことは、こっちの記事にまとめた

左がトゥクトゥクのドライバー。

いい笑顔だ。

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フライドチキンを待っている間に、一艘の船が近づいてきて。

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おばさんが乗っている。

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綺麗に盛りつけられたこれらは。

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虫である。

虫の佃煮である。

1種類1,000リエル。25円くらいかな?

ドライバーが買って、勧めてくれたが遠慮してしまった。

申し訳ない。

旅先ではどんな食べ物にも挑戦するのをモットーとしてるのだけど、虫はだめだ。

虫はこわい。

バイクタクシーよりこわい。

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これがフライドチキン。

黒い手がにょろっとしている。

注文してからものすごく時間がかかったのは、たぶん注文を受けてから買いに行ったのではないかと思っている。

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けっこういい写真だと思う。

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トンレバティからプノンペンに戻ってきた。

ゴチャゴチャ感が好きだな。

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カンボジアに来たのだから、カンボジアらしい食べ物をと思っていたが、昨日と同じカフェでバナナパンケーキとマンゴーシェイクを飲んでいる。

ぜんぶで4ドルちょっと。

うまい。フルーツうまい。

なんだっていいんだ。

「こうでなきゃいけない」なんて決めつけないほうがいい。

アンコールワットだって、別に見なくたっていい。

行くけど、一応。

でも、それよりボートに乗ったりしてまったりしたい。

行き先はどこだっていい。

誰と会ったか、

誰と触れ合ったか、

それが旅のおもしろさじゃないか。

そういえば、ホワイトカラーっぽい人を見かけない。

どの人がホワイトカラーか分からないというか。

みんなモノを売っているか、トゥクトゥクドライバーみたいだ。

持ってきた1ドル札がなくなってしまった。

今度来るときは、有り金すべて1ドル札でいいのではないかと思うくらい。

大きなお札はホテルくらいしか使うところがない。

いや、ホテルでさえ、お釣りがなかったりするし。

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昨日に続いて友人が来てくれた。

バイクの後ろに乗せてもらい、夜の街へ。

ノーヘル。

あぶない。

しかし彼は慣れたものだ。

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道路脇の屋台。

やっぱりアジアは屋台だな。

お腹はあまりこわさない。

いや、こわしているのかもしれないけどぜんぜん気にしてない。

食中毒みたいにヒドいことになったことは今までない。

肉、たにし、手羽先などを喰らう。

たにし、って何だよ。

野菜はまったくない。

ビールを飲み、甘いアイスコーヒーを飲む。

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彼の会社に営業に来る50代の日本人男性の話。

一流企業に勤めていたがメイドに手を出し、妻子と別れる。

しかし、カンボジアでは50歳以上の外国人男性と現地の女性は結婚できないらしいので、内縁関係。

その後、その人は会社をやめ、起業するも二度も強盗にあい、畑で野菜を盗んでいるところを捕まったり。

人生だね。

現地で人を雇うと1ヶ月で80ドル。

英語ができると150ドル。

日本語ができると250ドル。

しかし、日本語ができるスタッフはだんだん生意気になってくるし、日本人経営者同士で引き抜いただのなんだの面倒なことになるので、いらないと。

カジノに行った。

ブラックジャックとかポーカーなどがあるが、1回最低5ドル。

上記のような月収で5ドルはデカい。

誰がこんなものやるのだと思っていたら、全員中国人だそうだ。

夜もふけて、貧民窟のアパートを見たり、お台場みたいなところに行ったり、バイクがあると便利。

というか公共のバスとか電車がないので、ないとどうしようもない。

さらに飲み続けるのであったが、明日早いのでホテルに着いたらすぐに眠った。

カンボジア日記1

カンボジア日記2

カンボジア日記3

カンボジア日記4

カンボジア日記5

2013年8月 カンボジア1

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久しぶりの海外脱出。

成田空港まで京成スカイライナーで行く。1200円余計にかかってしまった。普通でよいのではないか。もったいない。

暑い。

東京はたぶん35度を超えている。

プノンペンはどうだろう?

成田空港では、まず円→ドルに両替。

少額のものを用意すべしとプノンペンの友人から聞いていたので、1ドルを多めに。

だいぶ分厚くなってしまった。

サイフに入りきらず、パスポート用の腹巻きに入れても収まらない。

空港では当然エコノミーのところでチェックインしたが、なぜかラウンジの利用券をもらう。

飛行機なんて乗り慣れてないから、なにも考えずラウンジで軽食などとっていた。

カップラーメンなんかあるのだね。

だいぶ時間があって暇だったが、ナショナルジオグラフィックなど読むのもまたオツなものである。

いつもあくせくしすぎなんだ。

飛行機に乗り込んだら、エコノミーではなく、ビジネス暮らすであった。

ネットで買ったからよくわからなかった。

機内食は美味しくない。

しかし座席はリクライニングが水平近くまで倒れ、かなり快適。

今まで乗った飛行機はキツキツであったなあ。

トランジットで上海に到着。現地時間16:05。

時差はマイナス1時間。

乗り継ぎは3時間後。

CAは美人だな。

上海の空港は人が少ない。

働いている人も無気力な感じでさすが中国。

DUTY FREEで買い物する人はどれだけいるのだろう?

おみやげ屋の店員が、彼女らしき女の子にアイスを食べさせており、微笑ましすぎる。

ビジネスクラスのラウンジは、成田とくらべるとレベルが落ちる。

まあ、それでも食べ物や飲み物があるし、よい。

出発まであと2時間くらいか。

Wi-Fiはつながらない。

また中国東方航空の機内食。

食べてばかりだ。

前に座っている広島のおじさんと大阪のおじさんが意気投合して、話が盛り上がっている。

声がデカい。

このおじさんは旅人だな。このあいだチベットに行ってきたとか言っている。

深夜、プノンペンに着いた。ビザを日本で取ってきて正解。

空港でも取れるとのことだったけど、だいぶ混んでいる。

税関はノーチェック。大丈夫か。

係のおじさんがジロリと僕の顔を見て、それで終わり。

荷物がベルトコンベアで流れてきて、それもチェックなしで持っていける。

タクシーでホテルまで。ちょっと警戒したけど、何のトラブルもなかった。

12ドル。おそらく一律の料金だろう。

そういえば、空港ではタクシーのしつこい客引きなどなかったな。

ホテルには23:45くらいに着いた。

フロントの人もボーイも善良そうな感じだ。

ホテルでWi-Fiがつながったので、とりあえずFacebookをチェック。

でも明日からはやめよう。

デジタルはオフにするのだ。

着陸のときは感動したな。

海外は5年ぶりだ。

ベトナム以来。

ホーチミンとプノンペンは近いんだな。

やっぱり1人じゃないと、自由な旅はできないな。

安っぽいホテルにも泊まれないし。

綺麗なら綺麗でもちろんいいけど、安宿でもぜんぜん平気

でも、ここ1泊25ドルもする。ぜんぜん安宿じゃないか。

なかなか寝れない。コーフンしているのかな?OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ホテルの朝ごはん。

ビュッフェスタイルで、いろいろあった。

とくにカンボジア的な感じはしない。

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ホテルの前で、トゥクトゥクに乗る。

ドライバーがいいヤツそうだったので、午前中チャーターした。

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トゥクトゥクの後部座席からの町並み。

昨日は遅くに着いたので、よくわからなかったけど、やっぱりカンボジア。

この感じ、いいねえ。

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王宮とか寺院を見て回る。

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こういうところは、ふーん、ってなもんで。

歩くほうがリアルな感じがあるのかもしれないけど、トゥクトゥクも楽でよい。

トゥクトゥクは最高だ。

だいたい地理がわかった。

日本にいるとiPhoneの地図アプリがないとどこにも行けないけど、外国でiPhoneがつながらずに「地球の歩き方」の地図を眺めながら動いていると、自分はとくに方向オンチでもなかったのだと安心する。

日本にいると、脳みその大事な部分を使っていないのかもしれない。

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いろいろまわったもらったけど、やっぱり面白いのは、街の中のゴミゴミした感じ。

博物館とか入っても、歴史とか背景とかよくわかってないから、楽しめない。

現地の人が買い物しているマーケットや、食堂、屋台が面白い。

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公園で昼寝してたりするし。

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公園の中の時計の前にいたシアワセ家族。

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1ドル払うと、鳩を逃がすことができる不思議なビジネス。

払っちゃったんだけど。

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なぜ旅が好きなのか。

素の自分、1人の人間としての自分で勝負するしかない。

それが刺激的なんだろう。

誰も自分のことを知らない。トラブルが起こってもぜんぶ自分で解決するしかない。

街を歩いているだけで少し緊張している。

久しぶりだから、だけかもしれないけど。

マーケットでは、食材コーナーが面白い。

鳥や魚が、ときには目を覆いたくなるような姿でつるされている。

みんなゆったりしている。

東南アジアはだいたいこんな感じかもしれないけど。

店の中でくつろいでいて、店員なのか客なのかよくわからない。

街の中は、車、バイク、トゥクトゥクがものすごく密集して走っている。

でも、ベトナムのほうがひどかったような気もする。

ここはそれほどスピードも出していないし。

トゥクトゥクやバイクタクシーの客引きもまったくしつこくない。

一度断ると、皆それ以上声をかけてこない。

ボラレているような感じもするけど、それは外国人だから当たり前なのか、とくに危ない雰囲気は感じない。

返報性の法則は世界共通。

トゥクトゥクを半日チャーターして、最初に15ドルと言われたが12ドルに値切っていた。

途中ドリンクをおごってあげて、最後には15ドル払ってあげた。

友人のオフィスを探すのをずいぶんがんばってくれた。

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やっと辿り着いた友人のオフィス。

住所をたよりにトゥクトゥクドライバーが向かってくれたが、分からず。

途中、ほかのトゥクトゥクドライバーに尋ねるも、分からず。

「これじゃないか?」と言われ、見ると小汚いアパート。

まさかここじゃないだろうと思ったが、朽ち果てた壁に書かれた住所表記は、友人に教えられたとおりだ。

「こんなボロアパートに!?」と思ったが、意を決して中に声をかけると、みすぼらしすぎる老婆が出てきた。

トゥクトゥクドライバーも、「違うみたいだね」と言っている。

仕方ないので、友人のケータイに電話をして、ようやく着いた。

さっさと電話すればよかった。

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ふつうの家の2階がオフィス。

ここで料理の宅配をしたり、広告の仕事をしたりしているとのこと。

カレーとかお好み焼きをつくっている。

2つで6ドル。

高いのか安いのか分からないが、カンボジア人の平均年収は1000ドルとのこと。

エンゲル係数はだいぶ高そうだ。

近くの食堂に連れていってもらい、現地の人が食べるような定食を食べる。

ごはんと肉野菜炒め。

これで2人で2.5ドル。これは地元でも安いそうだ。

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でもメニューに英語はないし、外国人は来なさそうだな。

というか、そもそもこのエリアに外国人はいない。

友人はこのお店は馴染みのようで、要領もわかっている。

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食堂の前をヤシの実売りが通りかかったので、その場でぶった切ってジュースにしてもらう。

ストローを刺したら、中からヤシの実汁がブシューっと飛び出してきて、顔がジュースまみれになってしまった。

顔は嫌だな、と思った。

よくわからないけど。

ヤシの実1ドル。

食堂の中のトイレにシャワーがついているのはなぜかと友人に聞いたところ、ここで浴びる人がいるからだそうな。

当たり前か。

現地の人の住環境はひどくて、まともな家に住めてない人も多いという。

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友人からカンボジアケータイを借りて、いったん別れる。

彼は日常、仕事をしている。

僕は気ままな旅人。

国立博物館に来た。

曇ってきたなと思ったら突然のスコール。

雨宿りをしているのだけど、欧米人の子どもたちが、iPadでアニメを見ているのを係員たちが珍しそうに見ている。

スコールはすごい。

一気に降り出したと思ったら、そのまま30分以上降り続いている。

雨宿り、なんて日本では絶対にしない行為だな。

顔が日焼けでヒリヒリする。

東京よりけっこう涼しいが、日差しは強い。

ロシアンマーケットなるところにも行った(写真はない)。

とてもゴチャゴチャしていた。

赤ん坊がハンモックで寝かされている。

ここで一生を送る人もいるのだな。

この階級から抜け出すのは相当な苦労だろう。

抜け出せない人のほうが圧倒的に多いだろうけど。

障害者が少ない。

むかし行ったインドネシアとかタイはもっと多かったような気がする。

それでも、王宮の入り口で足首のない人につかまり、絵葉書を買ってしまったが、障害者の物乞いには弱いんだ。

耐性がないだけか。
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このノート、カフェで書いているのだけど、日本だとこうやってカフェで何もしない時間なんてなかった。

なにかしら作業をするために行っていた。

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写真 (6)

夜、ふたたび友人と会う。

鍋を食べに行く。

豚肉に生卵がのっている。ユッケみたいだ。しゃぶしゃぶのようにして食べる。

日本にいるときにはこんなに長い時間、話をしたことはもしかしたらなかったかもしれない。

いろいろな話をした。

カンボジアにはヤクザはいないらしい。

その代わりを警察が担っていると。

なんかよくわからない。

いちゃもんをつけてバイクを止め、小銭をせびり、飲食店からみかじめ料をとる。

警察は20時を過ぎるといなくなるらしい。

公務員だから。

夜は危ないだろう。取り締まりはないのか。

カンボジアにはポストがない。

郵便物は、郵便局に取りに行くシステム。

自分に荷物が届くと連絡が来るらしい。

で、中を開けられて中身の価値に応じて手数料を払うと。

窓口のおばさん次第。

友人の会社のカンボジア人スタッフもやってきた。

2人とも、英語がめちゃくちゃ流暢というわけでもない。

が、曖昧にしないで何でも確認するのがかえっていいらしい。

その後、パブみたいなところを何軒かハシゴ。

最後に寿司屋を経営している日本人のおばさんに捕まる。

友人の知り合い。

オーストラリアから6月に来て、7月に店をオープン。

友人と違って、カンボジアが好きでもないのに、送り込まれて文句タラタラ。

1泊8ドルのゲストハウスに泊まっている。49歳。

白人としか寝てないらしい。

ここまで書いたら特定できてしまうか?

まあいいか。

写真 (7)

友人のバイク2人乗りの図。

カンボジア日記1

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