プレーンズ。

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映画館に行った。
吹き替えでアニメなんて、柄でもないけど。

擬人化された飛行機が主人公。

ふだんは農薬散布を仕事にしているが、世界一周レースに出ることに。

高度300mの上空は追い風が吹いていると師匠に教えられるが、飛行機のくせに高所恐怖症。
しかし、最後に勇気を出してその上に飛び出る。

そこには体験したことのない異次元スピードの世界があった。
超快感でかっ飛ばす。

飛び込むのは怖いのかな。
でも飛び込まないと。

中途半端な映画より、ずっといい学びがあった。
別にすべての映画に学びが必要というわけでもないけれど。
 

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減量中でなくても、このポップコーンは多すぎる。

おおかみこどもの雨と雪。

おおかみこどもの雨と雪を見た。

ストーリーは面白く、最後までダレることなく一気に見れた。

家で映画を見るときにしては珍しく。

 

でも、一番感銘を受けたのは、

大学生だった主人公の女性が、

2人の子どもが生まれたあとに、

夫に死なれ、

そして1人で子どもたちを育てていく覚悟を決めたところ。

 

学校もやめて、バイトもやめて、

山奥の小さな村に引っ越して。

 

もう、子どものことだけ。

それしか考えていない。

 

今、なにをしたいのか。

なにをすべきなのか。

それを縛るものはあるのか。

過去をあっさりと捨て去り、

次の人生を歩んでいく。

 

それは、子どもを育てることに限られない。

カール・ラガーフェルド。

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昨日、有楽町の映画館で、「ファッションを創る男〜カール・ラガーフェルド」を見てきた。

http://www.alcine-terran.com/lagerfeld/

ファッションとかぜんぜん知らなくて、カール・ラガーフェルドという名前もつい最近知ったくらいなのだけど、あるところで勧められて見に行った。

ドキュメンタリーで、なにかストーリーがあるわけでもない。

しかし、想像以上にたのしめた。

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映画を見ながらメモを取りたいと思ったのははじめて。

(じっさいメモをとっていたのだけど、館内が真っ暗だったため、終わったあとに見てみても、まったく解読できず)

この映画、ファッションとかそういうくくりじゃなくて、カール・ラガーフェルドという怪物の思想、人生観を味わうものじゃないかと思う。

以下、シビれた言葉をそのまま引用。

過去の栄光にすがるのは、私の性分ではないし「古き良き時代」などはない。昔は別によくないし、どうでもいい。現在より昔のほうがいいのなら、努力をする必要もないし、窓から飛び降りればいい。絶えず変化し続けて、時代に順応しなければ。

過去とは終わったこと。その結果として現在がある。なぜそうなったかのかはどうでもいいことだ。分析してもムダだ。

母は「行く先々が家よ」と。「住む」という発想が嫌いだ。私は根を持たない。どこにでも行くし、すぐに適応できる。家や土地への愛着なんてバカげている。執着していたら自分の翼で飛べない。飛ぶには自由でないと。

所有したくない。頭の中にあれば十分だ。執着したくない。

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残念ながらこの業界では不公平さが当たり前なんだ。不満なら仕事を変えればいい。年金事務所の窓口で働けば昇進もあるだろうし、身は安泰だよ。それが正しいと思うなら公務員になればいい。

私のような人間にとって孤独は勝ち取るもの。ファッションという虚飾の世界で生きるには、独りで充電する時間がいる。

本当に大切だと思う人がいるなら緊張感を持つことが必要だ。日常生活のすべてにおいて、月並みな関係などゴメンだ。

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私には進むべき道があり障害物は取り除かなければ、それも徹底的に。

絶えず問いなおすんだ。私がこの仕事をするのは答えがないからだ。

杖のように誰かを頼りにするのはとても危険だよ。薄氷の上を滑るような人生だ。足元が割れたらおしまいだ。

数ヶ月前の自分だったら、これらの言葉を聞いてもまったく刺さらなかったと思う。

いま?

はげしく膝を打つ、かな。

彼の言葉には迷いがない。

言いよどむこともほとんどない。

言葉が明確。

言葉が明確だから生き方にも迷いがない。

過去は関係ない、とか、

執着しない、とか

最高だなあ。

すっかりファンになったので、iPhoneケースとパンフレットを買った。

 

調べたら面白いのがいくつか出てきた。

ファッションブランドのオシャレすぎる短編フィルムまとめ

規格外のデザイナー、カール・ラガーフェルドが面白い