「海嶺」三浦綾子。

漂流ものかと思って読み始めたら、そこは三浦綾子、徐々にキリスト教の色が濃くなってきた。もちろん漂流そのものの記述についても、臨場感あふれるすばらしいものなんだけど。

驚くべきことに、聖書がはじめて日本語訳されたのに関わったのが、主人公である漂流したクルーたちなのであった。

14人もいたクルーが、最後には3人だけとなった。大人で生き残ったのは1人だけだった。あとは少年が2人。この生き残った大人というのが、やはり精神力が強く、行動力もある。すぐに弱音を吐いてしまう人間は、日に日に衰弱し、そして死んでいった。

これは実話にもとづく小説ということだけど、ラストには、「ええっ!」と思わず声を上げてしまった。ラストシーンをどうするかというのは、その物語の印象に、当たり前だけど、大きく影響する。

ひと月くらい前に、「君の名は」という映画を見たが、これはラストシーンが気に入らなかった。「海嶺」のほうは、なかなか忘れがたい終わり方だったと思う。

 

 

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「破船」

今日は夢の島マリーナに行ってクルーザーの整備を行う予定だったが、雨のため中止。久しぶりに部屋でゆっくり読書をした。

「破船」というこの本、ストーリーは単純なのだが、最後まで一気に読んだ。登場人物の心情描写が極端に少なく、淡々と話が進んでいくのだが、それが心地よい。いや、話の内容は決して心地よいというものではない。難破して、海岸に漂着した「お船様」から、食糧や着物などを回収し(場合によっては乗組員を殺害してまでも)、それが重要な生活の糧になっているのである。

 

ひたすら何年も「お船様」を待つ村人たち。「お船様」がやってくれば、漁に出て魚をとったりする必要もなくなるくらい生活に余裕が生まれるが、「お船様」が来ないと困窮し、自らを身売りし、残した家族をその金で養ったりしなければならない。

 

そんな村人たちの生活が描かれているのだが、こういうことは実際にあったらしい。「お船様」がやってくるということは、難破して命を落とす者がいるわけなのだが、それを願う村人たち。

 

恐ろしいことであるが、村人たちはそれを決して悪だとは思っていない。「お船様」がやってこなければ死んでしまうのである。

 

小説のエンディングは予想外に切ないことになってしまう。そこも含めて、気に入った小説である。この作家の本をもういくつか読んでみようと思う。

「漂流」。


「漂流」という本を読んでいる。江戸時代、帆船で航海中に嵐で船が破損してしまい、江戸から南に600キロほど離れた「鳥島」に漂着してしまった船乗りたちの話。

ふだん沿岸を航海することばかりの彼らは、海水から真水をつくる方法もわからず、海水で米を炊き、海水を飲んでよけいに喉の乾きに苦しむ。

何日間も漂流しているうちに、船はどんどん破損していき、楫(かじ)が壊れ、船体がもげ、最後には、転覆を避けるために帆柱(マスト)を切り倒す。帆柱を失ってしまえば、たとえ転覆しなかったとしても、その後、風を受けて船を走らせることはできなくなる。このときの船員たちの心情がヒリヒリ伝わってくる。

が、とにもかくにも、なんとか無人島に漂着し、アホウドリの肉を生で食べたり、干物にしたり、生き延びようとしている・・・途中まで読んでいるのである。

サバイバルの術は、海に限らず、身につけておかねば。船も、構造からしっかり理解しておくこと。

老人と海。


2016/08/11 09:05

ヘミングウェイの「老人と海」を読んだ。ずいぶん昔にいちど読んでいたが、Kindleで見つけたので、そして最近海に関する本を読み漁っているのもあり、再読した。

タイトルは有名だが、実際に読んだことがある人はどれだけいるだろうか。古典とはそんなものかもしれないけど。

登場人物も少なく(主人公の「老人」と、少年と「魚」くらいのものである)、ストーリーも単純だが、一気に読んでしまった。老人がシブすぎる。ハードボイルドである。

老人が船の上で、魚をとって生のまま食べるシーンがある。そのとき、塩かライムを持ってくればよかった、というのがよかった。日本人だったら醤油になってしまうな。

電車の中とかの移動時間に読むのではなく、読書環境をしっかりととのえて読みたい本だ。

訳者のあとがきによると、この本は、大作の一部のそのまた一章であったらしい。しかし全体では未完に終わったという。

誰がために鐘は鳴る、なんかもまた読もうかな。

渋沢百訓。

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ある講座のなかで習った渋沢栄一。

名前は知っていたけど、どういう人かほとんど知らなかった。

せっかく教えてもらったので、著作を読もうと本を買ったのがたぶん1年以上前。
3度目くらいのチャレンジでようやく読み終わった。

何十年も前の文章なので、カタカナなど一切ない。
読みにくい。
内容は決して難しいことを言っているわけでもないのだけど。

今回読めたのは、理由がある。
去年は、三国志やら、カラマーゾフの兄弟やら、
超大作を読破したので、読書に対する辛抱強さが身についたのだ。

それまではビジネス書を乱読していたから、
読みにくいものが読めなかったのだ。

無理して、時間をつかって古典を読むのがいいのか悪いのかよくわからないけど、本好きとしてはこっちのほうが愉しい。

で、渋沢栄一の本であるが、
テーマがたくさんあって好きなことを言っているから、
「何を言っているのだ?」と、とても賛同できないことも言っていたりする。
「なるほどー」というところも当然ある。

「なるほどー」のほうは、別にどうでもいいのかもしれない。
それよりも偉人が言っている、よく分からないことを理解しようと考えるほうが大事な気がする。

時代は違うけど、一代で名を成した人はやはり普通の人とは違う。

一つだけ具体的な内容を。
腹に力を入れる訓練をしろ、とあったのだけど、
これは、意識がアタマのほうに(上のほうに)いっていては、
ふわふわして落ち着いて考えることができないから、
丹田に力を入れ、意識を下におろしておけと。

フワフワというか、いつもバタバタしている状態はよくないから、
取り入れる。

7つの習慣、TQ

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元旦。

いつもどおり5時に起きて、
事務所に行って手帳の整理をして。

午後はスタバに行って、
1年の展望をまとめて。

夕方ランニングをして。

いたって健康的な正月。

餅も食べてないし、
テレビも見てない。

その代わり本を読んだ。

「7つの習慣」と「TQ」
いずれも何年も前に読んだ本だけど、
ふと気が向いて再読してみた。

わかった。

こういう本は、チャキーンとスイッチが入った人が読むと
それなりに参考になる部分がある。

けれど、何をやりたいか、何をやるべきか曖昧な人は
このての本を読んでも何にもならない。

アタマでは理解できても、
絶対に人生は変わらない。

仕事術とか手帳術も同じ。

ディープインパクトによって、
「このままじゃやばいで、俺!」
と気づいた人でないと
単に忙しさが倍増するだけ、となるはず。

自分を輝かせるための7つのレッスン

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自分用の読書メモ。

・あなたの夢はあなた1人だけのものではなく、その次にも受け継がれていくものなのです。
あなたの夢が、他の人の夢や希望になることも忘れないで下さいね。

・どれだけ自分に素敵なことをしてあげたか。
眉間にシワを寄せながら苦労して得た結果ではなく、素敵にがんばったその努力の積み重ねが、本来のなりたい自分になれるということなのです。
気持よく、愉しみながら理想に近づくあなたの姿が、本来の理想の自分なのですよ。

・知らないことや選択できないということは、人生の視野を狭くしてしまうことにもなりかねません。

・レールは自分で引くもの。

・今あなたがしていることは、決して無駄にはなりません。
夢と関係ないと思っていても、点と点は必ず線となりあなたの夢に繋がってきます。
それが感じられるまで少し不安はありますが、心配しないで続けてみましょう。

・何事にも本気で取り組めば、必ず結果に繋がるのです。
仕事も恋愛も同じです。中途半端な行動ほど、自分を不幸にすることはありません。
相手と自分に失礼のないように何事にも本気で取り組んでくださいね。

・その時の私は、先の自分というものを考える余裕もなく、自分の足下しか見えていませんでした。ですから全体が空回りしていたのかもしれません。
睡眠をとり気持ちに余裕を持つことによって、真下だけを見て日々に追われていた自分から、顔を前に向け、先を見る自分に変わることができました。

・自分の好きなところを10個あげる。

・「本物に触れる」
変身をとげる方々は本物に触れ、その場に身を置いて慣れていくことで自信を持ち、磨かれていきます。

・自分の人生に関心を持つように、他人の人生にも興味を持ってみましょう。
自分と他人の人生を比べる必要はありませんが、世の中にはいろんな生き方があり、それを受け入れることで自分の心の目が開かれるようになるのです。
そうすると、自分のキャパシティを大きくすることができ、気持ちまで楽になってきます。

・私たちの意識次第でh,毎日を新鮮なものに変えることができます。

・明日という新しい1日をはじめる前に、今日をしっかりと生き、そして素敵な今日のために、昨日を残さないように心がけてくださいね。
そうすると、人生を思い通りに操ることができるようになりますよ。

・私は物事を決めるとき、迷うことがありません。
毎日飲むスターバックスのコーヒーを選ぶとき、レストランに入ってメニューを決めるとき、ブティックに入って洋服のカラーを決めるとき、もちろん人生の道を決めるときも迷うことはありません。

・「直感を信じて行動を起こし、その結果を必ず成功まで導く人」
直感には情熱がこもっています。
何が正しいか、どれが正しいかよりも、自分を信じて行動を起こすようにしてみましょう!

・悔しい状況はあなたを成長させるチャンスなのです。サーファーになったつもりで大きな波をつかまえて、それに挑戦していきましょう。あとは自然にまかせるだけ。成功するために余計な力は必要ないのです。自然に任せれば、必ず上手くいくようになっているのです。

・「自分にできないことはない」
もちろん、過去にトライしてできなかったことは山ほどあります。しかしそれらは、できなかったのではなく、やってみたけど上手くいかなかったことです。
最初から「できない」と決めてしまうのではなく、何事もまずはトライしてみましょう。そうすれば、あなたも「自分にできないことなんてない」と言い切って、本当の意味で自分に必要なチャンスだけをつかむことができるようになれますよ。

・成功へのキーワードは、チャンスをしっかりつかむこと、そして信頼できる仲間を増やすこと。

・「何のため?」
それはすべて、相手への思いやりのためです。

・家族みんなが健康でいられることに感謝をしなければならないと思いました。

・自分に嘘をついたり、自分をごまかしたりしていませんか?

・世間の目はとても厳しいです。がんばったことは評価されず、できなかったという結果しか見られません。

・相手に何かをしてもらいたいと思ったら、それを指摘するだけではなく、相手をそうしてあげたいという気持ちにさせることが大切です。
それにはまず、自分が先に行動することです。その行動は相手を大切に思うからこそとれる行動であり、その行動が相手の心を動かし、あなたに返ってくるのです。

・自分を大切にするためにも、自分との約束は守りましょう。
このぐらいでいいや、という思いが、自分自身を妥協へと導いてしまいます。そうならないためにも、自己には厳しく約束を守るということを実践してくださいね。

・そこで気づいたのは、周囲を見渡しても日本人に出会わないということでした。つまり、こんな私のような経験をしている日本人は少ないということです。このとき、これが私の強みなのだとピンと来ました。
「人と違うこと」それがこれからのあなたの強みになるのです。

・自分を一段上のステージに上げる際に大切だと思うポイント
あなたのやろうとしていることは
①時代に求められているか
②周囲を意識しすぎていないか
③オンリーワンか

・一生懸命がんばった自分に満足して、次のステップへ進みましょう。
一生満足のいかない人生ほど、つまらないものはありません。それよりも、何かの結果一つひとつに満足し、自分を褒めて心を満たす人生を送りましょう。

・あなたは周囲の目を気にしすぎたり、他人からの評価を恐れていませんか?
社会のレールから大きく外れる必要はありませんが、その上を慎重に歩くだけでは、ありきたりの人間で終わってしまいます。少なくとも、あなたは今とは違った自分を見つけたいと思っているのですから、少しぐらい脱線したってまったく問題ありません。

・だって、人生で今日が一番若いんだから!

・あなたの理想はどんな自分ですか?

・あなたが目一杯がんばって人生を過ごしていけば、どんなことを成し遂げられそうですか?