塔ノ岳。

丹沢の塔ノ岳。登山用アプリによると、モデルコースの体力度は、5段階中3となっている。これまで2までしか挑戦したことがないので、最後までいけるか少々不安もあった。

スタート地点→山頂→同じ道を通ってスタート地点、というピストンなので、途中で無理そうだと思ったら、その時点で引き返すことはできる。

もう一つの懸念材料はヒルであった。体力的な問題よりもヒルのほうに気を取られていたといってもよいかもしれない。春から秋にかけてのこのエリアはヤマビルが、とても多く出現するらしい。忌避スプレーを自分に振りかけて登り始めたが、結果的には、1匹も遭遇することはなかった。目が悪くて見えてなかっただけかもしれない。

道中はひたすら一本道を登る。登る。登る。

途中に山小屋がいくつかあり、かき氷の文字に心躍るが、大きな休憩をとってしまうとその後、ふたたび歩き始めるのが辛くなりそうなので、素通りする。

アプリの次のチェックポイントまであと何分という表示のみを励みにひたすら登る。追い抜いた人に、休憩中に抜かされる。

なんとか登り切って達成感を覚えたが、下りのほうがキツかった。太ももの前側がパンパンに張っているのが自分でよくわかる。登りよりも長く感じられた。

ようやく下山したときには疲労困憊であったが、とにもかくにも体力度3のコースを歩けたので大きな自信になったのであった。

大倉尾根、たしかにキツかった。
登山口から山頂までいくつかの山小屋が。
意外とリーズナブル。
山頂で靴を脱ぐ。気持ち良すぎ。
下山途中で食べたカキ氷。最高。
真ん中にある「金冷し」って、何なのだろうか。

新しいGarminをつけて高尾山へ

大学時代の先輩と高尾山に行ってきました。といっても、高尾山そのものには登ってはおらず、ずいぶん南のほうの山を登りました。

高尾山、小仏城山、景信山、陣馬山くらいしか知らなかったのですが、地図アプリにはぜんぜん聞いたことのない山の名前が記録されていました。

先輩は、ふだんからマラソンとかトレランとかでずいぶん鍛えている人なので、20キロくらいふつうのようですが、僕には未知の世界でした。

前日にヨドバシカメラで買ってきたGarmin instinct 2x(スマートウォッチ) を得意になって装着して歩きはじめましたが、老眼によりピントがなかなか合いにくいという…。遠近両用のコンタクトを先輩に勧められました。

登山をはじめてから最長の距離(約23キロ)を歩くことができましたが、Garminのデータによると、僕の残り体力は5%となっていました。一日たった今朝でも33%までしか回復しておらず、数時間たった今ではすでに26%にまで減っています。

これで気合いでキックボクシングの練習に行ったりすると、きっとどこかがおかしくなるので、今日は大人しくしておきます。

夏には富士山に登る計画があります。そのときにある程度余裕を持って望みたいと思いますので、それまでひたすらトレーニングです。

それにしても、大学の先輩後輩という関係は、いくつになってもぜんぜん変わりませんね。

青野原 野呂ロッジキャンプ場。

野呂ロッジキャンプ場。デイキャンプでは何度か利用したことがあるのですが、泊まるのは初めて。

それにしても、このテントは2万円もしないくらいだったのですが、テントってほんとに安く手に入る最高のおもちゃです。値段の何倍も楽しめます。

それに対してこのケトルは、なんだか高かった。たしか8000円くらいしました。形が気に入ってしまって、ぽちっとクリックしてしまいました。でもこれも毎回使っていて、楽しませてもらっています。

最初はピカピカでしたが、焚き火の上に置いたら一発で真っ黒になりました。その後も、磨いては真っ黒、磨いては真っ黒、を繰り返しております。

メスティンでご飯を炊きましたが、なかなか難しいものです。

朝ごはんは、焚き火はしないで、ガスバーナーで調理。なんだかいつも、卵を焼きたくなります。

サイトの真ん前を川が流れていて、いつも涼し気な景色です。

大菩薩嶺への登山。

5月、ゴールデンウイークの合間の平日に大菩薩嶺に登ってきました。朝7時ころに駐車場につきましたが、ほぼ満車。一台、空いているスペースが見つかり、停めることができました。管理人のような方いわく、朝6時には満車になっていたそうです。一台、だれか帰ったのでしょうか。

福ちゃん荘から時計回りに、たぶん最も短いルートで歩きました。山頂に登っている途中で、前を歩く人たちが立ち止まり写真を撮っていたので、そんなに景色がいいのかしら?と自分も振り返ってみると、富士山が意外なほど近くにいて、かなり驚きました。たまに、不自然なほど大きな月を見て驚愕することがありますが、あんな感じ。は言い過ぎですけど。

そこからあとは、ずっと富士山を見ながら。晴れていて絶好の登山日和りでした。

高尾山。

4月1日、エイプリルフールは関係ないですが、高尾山に登ってきました。昨年は結局1回も登らずに終わってしまいましたが、今年は、夏に富士山を登ってみようということでそれに向けて訓練していきます。

で、久しぶりなので、足慣らしに高尾山です。

土曜日の7時半くらいに到着しまして、高尾山口の駅前の市営駐車場は、あと1台。そこにうまいこと滑り込めました。1日1000円。ほかにも空いてそうな駐車場はけっこうありました。

電車でのアクセスも良いので、電車で来てもいいかなと思っていましたが、荷物のこととかを考えるとやっぱり車で来てしまいました。

でも、駅にコインロッカーがあるので、余分なものを預けておけるから、電車でも便利なのでしょうね。

高尾山口駅から5分くらい歩くと、ケーブルカーとリフトの駅に着きました。朝8時くらいの時点でけっこう人がいました。近くのお店はまだ空いていません。

ケーブルカーは満員で、立っている人もたくさんです。2人乗りのリフトのほうが、僕は好みです。下山はリフトを使いました。

高尾山は混んでいるんですよね~?と山に詳しい知人に聞いたところ、6号路ならそんなに混んでないと思うよ、とのことで、こちらのルートを。そのとおり、混雑している、ということはありませんでした。

他の登山者の方が立ち止まってカメラを向けられていて、声をかけてみたら、珍しいものらしく、私もパチリ。耳型なんとか、というものだそうです。

1時間半くらいで頂上に着きました。途中、階段が300段くらいあって、そこは疲れましたが、それ以外はスイスイ登ってこられました。

富士山がキレイに見えていまして満足。おにぎり食べて、コーヒー飲んで、リフトの駅まで行って下山です。

リフトの駅まで歩いて行く途中、これから山頂に向かう人たちとたくさんすれ違いましたが、普段着でお散歩のようにいらしてる方々も多かったです。

これは山頂からリフト駅までの途中にある薬王院。

人生ではじめて御朱印帳というものを購入しました。直接、筆ペンで書いてもらえるのですね。300円でした。

お団子を食べて、リフトに乗り、最後は高尾山口のすぐ近くにある極楽湯で昼寝して帰宅。平和に登山再開をすることができました。

野呂ロッジキャンプ場。

少し暖かくなってきたので、デイキャンプに出かけました。神奈川県の「野呂ロッジキャンプ場」。ここは、何度か行ったことがあり、デイキャンプも泊まりでも利用させてもらってます。

眼の前に川が流れており、冬だとテントサウナ(レンタルできます)から川に入っていく人がいたりします。夏は子どもがぴちゃぴちゃやっています。

いい色をしていました。

この焚き火台も、けっこうな年季が入ってきました。まだ2年くらいしか使っていませんが。

キャンプを始めたころは、いろいろと料理に凝ったりもしていましたが、いまは、ご飯を炊いて肉を焼くだけ、みたいなことも多いです。荷物もできるだけ少なく、片付けで疲れ果ててしまわないように(家に帰って倉庫にしまうのも一苦労)しています。

この日は、風がとても強く、薪をくべても、どんどん灰になっていきました。そういえば、薪の値段があがっていました。たしか700円くらいだったと思うのですが、1200円になっていました。いろんな物価が上がっていきますね。

夏になるとキャンプ場もけっこう混雑して、予約すら取れないところもありますが、空いているときに行くのが一番です。

46歳(男)が半年間キックボクシングをやってみて感じたこと

2022年5月から都内のジムでキックボクシングを始めました。友人に誘われて、なんとなくダイエットにいいかなと思っていたくらいでしたが、いつの間にか、その友人よりも熱中して通うようになっていました。

途中、怪我をしてしまったりもしましたが、ダイエットの効果はしっかりとありました。最初の頃は、1週間に1時間のクラスに参加するだけで、その後何日も筋肉痛があるという状態。約半年後には1週間に3日~5日程度練習するようになっていました。しかも1日2時間とか3時間。さすがにそれを4日も5日もやると、週の終盤のほうは体が重く感じられていましたが。

体重は7ヶ月で7キロ減っていたので、だいたい1ヶ月に1キロほど減っていたようです。食事はそれほど制限してはいません。プロテインはほぼ毎日飲んでいました。体のラインも変わり、昔の服が着れるようになりました。

また、スタミナがついたことと、日常生活で疲れにくくなり、仕事をしていても集中力を感じられるようになりました。夜にジムに行くので、それまでに仕事を終わらせなくては、という気持ちも良い緊張感になりました。

でも、良いことばかりではなく、初期には肉離れを経験してしまいました。やはりそれまで運動とは縁遠い生活をしていた中年男性がいきなりハードなトレーニングをすることは難しいのだと思います。ジムでパーソナルトレーニングを受けるのでもない限り、自分の体は自分で気をつけなければなりません。トレーナーもいろいろな方がいると思います。基本的に、トレーナーは、何十年も運動不足だった人間のことは分からないのではないかと思います。自分自身がスポーツマンですから。いま振り返ってみると、超初心者の頃に、むちゃな練習メニューをさせられていたな、と思うことも多々あります。「右ミドル50連打!」とか言われて、よくわからず、根性でついていこうとしていましたが、無理は禁物ですね。

練習前後のストレッチも、もっともっと時間をかけてやるようにしておけば良かったと思います。ジムによっていろいろ違うでしょうが、すべてを体系立てて教えてもらえるということは期待しないほうがいいのかもしれません。自分で勉強して、そのうえでジムの練習環境やトレーナーを利用する、というのが近道だし安全でしょう。

試合に出ることに興味が生まれたので、トレーナーにそのような話をしたところ、スパーリングを毎回やってくれるようになりました。それは大変ありがたいのですが、初心者がいきなりスパーリングといっても、なにをどうしたらいいのか、どう動いたらいいのか分かりません。場数をこなしていくうちに、そしてyoutubuで勉強していくうちに慣れてはきましたが、それでも、もっと効率的にやる方法はあるように思いましたし、何より、安全面を考えると疑問符は残るやり方でした。

とはいえ、慣れてくると、最初は1分間でヘトヘトになっていたのが、何ラウンドもこなせるようになってきたり、変化は自分でも感じられました。

トレーナーの方とスパーリングをするときは、こちらの実力に合わせて手加減してもらえるのがわかっているので安心でしたが、ジム生同士でのスパーリングは怖いと感じることもありました。「軽く」の捉え方が人によって違うので、自分は寸止めくらいでやっているので、相手からはけっこうな力の入ったパンチをもらったりすることもあります。ぜんぜん軽くないローキックを数発食らって、翌日以降、何日間か歩くのに支障をきたしたこともありました。ローキックのディフェンスの仕方もよくわからないので、蹴られるがままになってしまいました。

あとは、いくら軽いスパーリングとはいえ、ヘッドギアを装着したほうがよいのではないかと思いました。顔面に何発か軽いパンチを食らい、コンタクトが外れたりすることも多々ありました。年末の最後の練習のときには、パンチを受けたあと、視界に稲妻のようなものが走るようになりました。飛蚊症の症状もあります。その後、眼科にいくと網膜裂孔という診断で、レーザー治療をしてもらいました。

というようなことで、いったんキックボクシングの練習は休んでいます。ミットを持ってもらって、あるいはサンドバッグに、パンチやキックを打ち込むのはとても爽快感があり、自分の体力が向上していくのが実感できることも素晴らしいと思います。ただ、自分の体を守るのはあくまで自分です。試合に出たい、などと言わなければ、フィットネス目的で楽しくキックボクシングの練習をすることができますが、それでも、自分の体の異常は自分でしか気づけません。これから、ほかにどんなスポーツをやっていくかわかりませんが、安全に楽しんでいきたいと思います。

映画「ランディローズ」

吉祥寺の小さな映画館で鑑賞。8割以上埋まった客席の中では46歳の僕もまだ若手の部類だったような。

高校生のときからメタルを聴き、ギターも弾き始めた僕にとってランディローズは、最初のギターヒーローでありました。その後、ゲイリームーアも好きになりましたが、その2人に交流があったことは映画を観るまで知りませんでした。

映画の内容的には、オジーと組む前の時代についての描写が多く、オジー時代については曲が一つも流れないという驚きの展開。

まあそれでも、オジーバンドに参加する前のクワイエットライオット時代にニッキーシックスがオーデションに来ていたとか、面白かったですね。ルディサーゾというベーシストは、名前は聞いたことがありましたが、映像を見たのは始めて。

喋ったらライブで演奏しているランディの映像を見れただけでもファンには価値ありでしょう。

映画館のショップでは、すべてのグッズが売り切れていたので、ネットで探してTシャツを注文しました。

オジー・ランディのライブアルバムはこれからもずっと聴くだろうなと思っております。いちばん好きなのは「Children of the grave」のギターソロかなぁ。

117クーペで軽井沢へドライブ。

10月に入ってすぐ、軽井沢へ行ってきました。軽井沢で泊まったことはこれまでに一度もなく、「避暑地」というイメージしか持っていませんでした。

事前にあまりネットで調べずに、現地の雰囲気で行く場所を決めようと、いつものように適当な感じです。適当というか、あまりネットの情報を入れすぎないようにしたほうがいいかなと考えています。情報はともかく、他の人の感想なんかは取捨選択が難しいので。

レストランの評価サイトもほとんど参考にはしていません。味覚は人それぞれですので。

初日のランチはお蕎麦にしました。13時を過ぎての到着だったので、あまり待たずに入ることができました。これは鴨肉です。たしか1500円くらい。

お蕎麦は美味しかったし、海老の天ぷらも巨大で楽しかったです。これとは別に、くるみだれせいろも頼みましたが、それも良かったですね。蕎麦湯でぜんぶ飲み干しました。

お蕎麦のあとにホテルにチェックインし、ひとっ風呂浴びたあとに、碓氷峠見晴台でサンセットを見ることができました。この日、軽井沢の日の入りが17:30で、15分ほど前に到着して、ちょうどいいタイミングで堪能しました。

ほかに数人の方々がいましたが、日が沈む最後の数分は、全員黙って静かに眺めていて、とてもよい時間でした。あっという間に稜線に消えていく様は、ここ何年も見ていなかったように思います。

翌日は、ホテルのビュッフェで朝食。若い頃だったら、限界まで食べていましたが、もはやそんなこともできず。となりで20代くらいの男性がカレーライスを山ほどお皿に盛っているのを見て、本当に自分は中年になったのだなと少し悲しくなりました。

久しぶりのソロキャンプ。やぐら沢キャンプ場

どこにでもこの車で行ってしまいます。久しぶりのキャンプでもこれで。

ときどき訪れている、やぐら沢キャンプ場。自宅から2時間はかからないくらいで着きます。

薪って、キャンプ場で買うものよりも、そのへんに落ちているものを拾ってくるほうが好きです。拾ってきて、ノコギリで切って、へし折って、となかなか忙しいですけど。ちょっと湿っていて、煙がたくさん出て、火がつきにくいのも風情があります。

売られているのが、平らな板のようなものだけだとちょっと幻滅しちゃいます。

焚き火やって肉を焼ければ、大成功。あとはタバコを吸って寝るだけです。